子供が入院して学んだ乳幼児の急な発熱に備える3種の神器

アンパンマンに設置したスマホでトーマスの映画をガン見している息子。

子どもは急に熱を出します。出したと思ったら次の日はけろりと元気になっていたり。最近、息子が突発性発疹で運ばれ、急な病気に備えてはいたものの、もっとできることはあったなぁと反省する点が多々ありました。

急な発熱のための3種の神器

人間は熱が上がると、まず震えるそうです。これは寒気というもので、体を冷やそうとする力らしい。そして、それを超えると、脳が「体が異常だ!と判断し、痙攣が起きます。うちの息子はまさにこれでした。

原因としては、体を温めすぎてしまった点が思い当たります。熱で寝れず、泣きわめく息子は、アイスノンを嫌がるので、最後は息子を抱っこして寝ていました。これだとどこも冷えないので一気に痙攣まで進んでしまったのかもしれません。

だから、うまく熱を下げることが大切です。

まずは、枕タイプのアイスノンです。交換用に2つ用意しましょう。枕タイプは直接だと冷たいので、タオルを巻いて使います。子どもの体は小さく、頭だけでなく体が冷えるのは良くないので、スリーパーのような肩が冷えない服を着せると良いと思います。

 

次に、熱が高いときは、アイスノンの首巻きタイプがベストです。保冷ジェルが2個セットなののもステキ。首の動脈を冷やすので一気に効果が出ます。

枕タイプだと寝相が悪いとダメー。脇の下タイプもバンザイするとダメー。体制問わず冷やせるので、日中でも使えます。

 

最後に、解熱剤(座薬)。これは今回ウチにはなかったものなのですが、今は常備薬として冷蔵庫に保管しています。先生曰く、熱が高くなってきたら解熱剤を入れて様子を見てほしいとのこと。

例えば病院でもらった座薬の場合、「6時間に1回」など使い方が決まっています。これでしのいで、それでもだめなとき(または、何かがおかしいと感じたとき)は連れてきてくれとのことでした。

救急電話相談は役に立たない

救急車をタクシーのように呼び出す人が増えているという話を聞きます。でも、「子どもは心配しすぎるぐらいがちょうどいい」という気持ちもわかる。そこで、我が家は、救急電話相談を2回活用していました。

今回も夜の発熱だったので電話してみたところ、以前と同じく「子どもが寝つかなければ連れてきてください」と言われました。その後、寝なかったので、夜間診療してくれる小児科に連れて行くと「そりゃ、みんなそう言うよ」と言われました。

お医者さんが言うには、「電話先の人が責任を持てないから、結局『連れてきて』になる」とのこと。だったら、どう判断すればいいのかを聞いてみたところ、以下のポイントを教えてくれました。

  • 子供の熱は上がったり下がったりするものなので、3日続いたりしたときは連れてきたほうがいい
  • 熱があるときの子どもは寝つかなくて泣きわめくものなので、泣かないように安心させてあげるしかない
  • 痙攣やその前におきる震えなど、あきらかな体の異常が起きた場合はすぐに救急車を呼ぶ

とはいえ、素人が判断するのは難しいから、困ったらうちに電話してきてもらい、症状を伝えてくれると回答してくれるとのこと。

ただ、子どもが入院中にいろいろ考えたのですが、救急電話相談は誰かのせいにするためのものではないので、よりよい仕組みになってくれるといいなぁと感じました。

それにしても、健康ってほんと大切です。息子が目を覚ましたときのことは絶対忘れないと思う。