誕生日というイベントについて

昔、付き合っていた女性の誕生日を忘れていて、2時間ぐらい怒られて2時間ぐらい謝ったことがある。僕にしてみれば悪気はないわけなんだけど、そういう悪意もあるのだということを知った。
それ以来、怒られた光景がトラウマとなっているらしく、人の誕生日の1週間ぐらい前から胸がどきどきしてしまう。
ある日、僕が寝ようとしたときに電話がかかってきた。
藤原「もしもし」
女性「私だけど昨日何の日だったか知ってる?」
藤原「・・・」
女性「どうせそんなことやろうと思ったわ」
藤原「ごめん、昨日まで覚えていたけど忘れてた・・・」
女性「一応、0時までまったんだけどね、誰も何も言ってこーへん」
0時まで待ったのか・・・。こ、こわい。。。
だから、みんな気をつけて!
ちなみにすでに別れた人の誕生日を覚えていると、その日になるたびに多分永遠に逢えない人が、どんなふうに歳をとっているか想像してしまう。それはとてもせつない。