バスジャック – 三崎亜記

感想おまちしてます!

バスジャック

信じるっていうのは、お父さんからの一方的な気持ちの押し付けだ。こうあってほしいっていう身勝手なものだね。信頼するっていうのはそれとは違う。(バスジャック – 送りの夏)

「動物園」を読んでいると、日々感じる孤独をとても強く感じて、最期には涙が出てきた。変化を求めながら、変化から踏み出すことのできない、もしくは変化から動かない。そういった心の奥にある真理をうまく置き換えて、赤い風船と共に開放してくれる気がする。
三崎亜記さんの本らしい短編集だった。しんみりと、しっとりとして静かに読める。