スマホとガーミンのスマートウォッチで登山で迷子になる確率を下げる

結婚指輪ですら身につけるのが嫌な人間なので、時計なんてもってのほかなのですが、登山は生き残る確率を上げるゲームでもあるので、背に腹は代えられないとおもいスマートウォッチ「Garmin Instinct 2 Dual Power(ガーミン インスティンクト2 デュアル パワー)」を今年購入しました。

今年はガーミンのスマートウォッチを相棒に百名山を24座登りましたが、予想以上に大活躍してくれました。

登山用スマホアプリの登場

今の時代はスマホがあれば、ほぼ道迷いしません。もちろん基礎的な読図スキルは必要ですが、GPSの精度も上がり、分岐点で立ち止まり画面と方向を確認すれば、間違えようがない時代になってきました。

僕はヤマレコを愛用しており、登山歴3年でしかありませんが、定期的にマップを確認しながら歩いているため、大きく道を間違えることはほとんどありませんでした。わかりにく道は間違えますが、不安に思ったらちょっと歩いてマップを確認すればミスを最小限にできます。

最大の弱点はスマホのバッテリーです。1日12時間程度なら、機内モードにすれば今のスマホでも十分に持ちます。問題はいざというとき。リスクに備えるため、予備のモバイルバッテリーは常備必須です。

しかしながら、スマホは厳しい山岳地帯に向いたデバイスではありません。壊れる可能性は高い。前に海外でスマホを壊したときは(画面が割れた)、本当に困りました。このリスクに備えるために「スマホをもう一台」という事も考えられます。

登山用・山岳用スマートウォッチの登場

調べてみると、ガーミンやスント、国内だとプロトレックのような登山用スマートウォッチも増えてきています。

個人的には国産カシオのプロトレックを使っていましたが、GPS装備だと海外製品に分があるため、今年はガーミンを試すようになりました。軽量で頑丈でソーラーバッテリーで1ヶ月動き、GPSもついているので、スマホのバックアップとして完璧です。

道迷いでもスマートウォッチが助けてくれます。ガーミンの場合、オフコース・オンコースの機能があるので、事前に登録したコースを外れたり、元の道に戻ると時計が振動して知らせてくれます。

さらにGarmin Instinct 2 Dual Powerの場合、上記のように簡易的な画面ですが、ナビ表示してくれる地図画面によってコースと自分の向きを瞬時に確認できます。シンプルな表記はわかりやすい反面、住宅地や付近の里山だと道が入り組むためわかりにくい面があります。

このあたりは、カラーでの地図表示、等高線表示で上位機種がカバーしていますしかし、価格が10万超えてくるので、ある程度の高さがある山の登山道だと、これぐらいの表示で十分です。

あえて言うなら、プロトレック並のソーラーバッテリー効率になればいうことなし。プロトレックがんばってほしい。

最近では、ガーミンの地図画面に心拍数を表示させ、方向と体の状態を確認するようになりました。これによって、ほぼスマホは見ず、ガーミンだけを見るようになりました。

しかしながら、所詮は道具です。面倒に思いますが、磁北線地図の印刷と、地図を使ったコースの下見は毎回欠かさず行っています。

リンク: Garmin Instinct 2 Dual Power

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