BOOKSCAN(ブックスキャン)に出していた本が電子化されて返ってきました。使ってみてわかったことがあったので、今回はそれをメモメモ。
気になるスキャンのオプション
BOOKSCANだとスキャン時のオブションを選べるのですが、自分はOCRだけ選択しました。冊数が少なかったのでファイル名変更のオプションはやめて自分でやることに。
しかし、このファイル名変更オプションがくせもので、上の写真はマスクをかけていますが、ファイル名が日付+IDのようになってしまいます。ダウンロードしたものからファイル名を変更すればいいんですが、ここからKindle用にチューニング等をする場合、「どのファイルがどれだっけ?」ってなってしまいます。
困ったので、ファイル名を「[00997] 地球の歩き方 サンフランシスコ.pdf」のように、下5桁をファイルに残すなどの対応が必要です。冊数が多い場合はこのオプションも選択したほうがいいかもしれません。
なんでもスキャンして電子化!
上の写真はスターウォーズのパンフレットなのですが、A4サイズまでならパンフレットもスキャン可能です。見開きページ部分がわかれてしまうのはしかたないですが、A4よりちょっと大きいパンフレットもうまくスキャンしてくれました。すばらしい。
なかなか捨てられなかった旅行本「地球の歩き方 サンフランシスコ」もスキャンしました。こうなると旅先で使えるiPadなどがほしくなりますね。
同じく、旅行雑誌の定番である「まっぷる屋久島 奄美大島・種子島」や「るるぶ沖縄」も電子化可能サイズ。
きになるスキャンの制度
地球の歩き方をスキャンするとこんな感じ。サンフランシスコ、ダウンタウンの地図も綺麗にスキャンされています。A4サイズまでなら綺麗に見ることができます。もちろん拡大も可能。
こちらは「まっぷる」。雑誌と変わらずカラーで見やすい状態です。
単行本「はじめての課長の教科書」。きれいに見ることができます。
お気に入りの伊坂幸太郎作「砂漠」。文庫本ですがこちらもきれい。
BOOKSCANだと端末に合わせてチューニング可能
BOOKSCANでスキャンしたPDFは、あとで何回でもチューニングすることができ、iPadやKindle、iPhoneやAndroid端末、JPEG画像形式まで様々な端末に適した形に変換できます。
何個か試してみましたが、通常アカウントだとチューニング処理は1プロセスのみ。「待ち時間30分」のように画面に表示されますが、10分ぐらいで完了していました。完了時にはメールが飛んできます。
チューニングが完了するとダウンロード可能な状態に。
上の写真は読みたいけどなぜか読んでいないドラッガーのマネジメントなのですが、Kindleにあわせると白黒に変換され、じゃっかん滲んだような文字になるみたいです。また、ファイルサイズも小さくなるみたいで、「7つの習慣」という本の場合、通常だと140MBだったのがチューニングで20MB(85%オフ)になっていました。
チューニング前のPDF。PDFで見る場合は問題ありませんが、Kindle Touch君だと余白が邪魔して文字がつぶれてしまいます。
チューニングラボで最適化するとやっぱり全然違いますね。無料かつ何回でもどの端末へもチューニングできるすばらしいサービスです。
まとめ
はじめは予定していた納期より1週間ほど遅れて納品されたので、ちょっと心配していました。しかし、PDFはOCRオプションで文字検索可能ですし、画質などの品質も良くて大満足しています。
本としてとっておきたいもの以外で、また読みたくなるようなものは全部電子化していこうと思いました。