恋 – 森 絵都 「永遠の出口」より

恋とは切ないものだ。それがよくもあり、それがつらくもある。初めて絶望したのはたしか19歳のときだった。これがまた笑えるシチュエーションで、映画「タイタニック」を見た後に告白されたのだ。その子はとてもかわいい人で、アルバイト先で人気者。まさか、いきなり告白されると思わず、とりあえず友達からということで付き合い始めることとなる。