小説本

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六番目の小夜子 – 恩田陸

六番目の小夜子 こんなゲームをご存知であろうか? 小夜子は3年に一度現れる。 小夜子が現れると4月の始業式、教室に赤い花束が飾られる。 小夜子は1年間小夜子として過ごし、次の小夜子にメッセージを渡す。 そして、小夜子は自分が小夜子であることを誰にも知られてはいけない。
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幸福な遊戯 – 角田光代

前に岐阜の友人である「おーのちゃん」の家に遊びにいった。 確かゴールデンウィークあたりだったと思う。僕は東京から名古屋へと向かい、サチという友達と名古屋で待ち合わせして、おーのちゃんの待つ岐阜へと向かった。 久々にビール飲んだりして、3人仲良く並んで川の字で寝た。寝るときに「川」ではなく「河」だったらもっと人数いるね、なんて話したりして寝転がった。そこでの...
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最後の家族 – 村上龍

村上龍さんの最後の家族を読んだ。 この物語にもあるように、僕の家庭でも「家庭内暴力」があった。ひきこもりもあったかもしれない。母親ととっくみあう弟を階段から殺すつもりで突き落とそうとしたこともある。これは社会に対する問題なんかじゃない。体験している人間から見れば戦いだ。
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クライマーズ・ハイ – 横山 秀夫

クライマーズ・ハイクライマーズ・ハイ - 横山 秀夫 下りるために登るんさ そういい残して植物人間状態となった安西。悠木は安西が倒れた当日、2人で衝立岩を登る約束をしていた。悠木が登山のために勤め先である「北関東新聞」を出ようとしたとき、未曾有の巨大航空事故である「日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故」が発生する。日本全土を襲ったこの事件は、地方新聞である北関を飲...
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明日の記憶 – 萩原浩

明日の記憶明日の記憶 - 萩原浩 2005年の本屋大賞で2位になった作品。 お誕生日おめでとう。 きっと素敵な女性になっているんだろうね。 * 記憶は自分だけのものじゃない。人と分かち合ったり、確かめ合ったりするものでもあり、生きていく上で大切な約束ごとでもある 佐伯雅行は広告代理店で働く50歳のサラリーマンだ。 ある会議のとき、CMで起用する俳優の名前が思...
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沈むさかな – 式田ティエン

沈むさかな 沈むさかな - 式田ティエン 第1回このミステリーがすごい!大賞 優秀賞受賞作品 2人称で語られる湘南の物語。 きみは湘南にたどり着き、始まったばかりの夏の日差しに顔をしかめる。きみの働く中華料理屋に、ピアスをあけた大柄な男がやってくる。男はきみにむかってこう話しかける。誰にも聞こえないように、きみによく聞こえるように。 「お前の親父さんの死んだ...
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沈まぬ太陽 会長室編 – 山崎豊子

日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事件後。 国民航空の再建を政府から要請され、関西財界を代表する国見正之が会長に就任する。恩地は、国見によって新設された、国民航空の中枢部門「会長室」の部長に抜擢される。 理想に燃える国見は、再建のために、分裂した4組合の統合。事故の遺族補償。安全体制の確立などをうたい、再建に乗り出すが、想像を超える国民航空の腐敗に、味方であった政...
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沈まぬ太陽 御巣鷹山編 – 山崎豊子

神様を信じているわけではないんだけど、 思わず何かに祈ってしまうこと。 新しい労働組合が発足し、国民航空はかつての勢いを取り戻そうとするばかりだった。しかし、ついに恩地が恐れていたことが起きてしまう。国民航空の航空機が、次々と事故を起こし、たくさんの死傷者がでてしまう。そして、分裂工作によってわずかな人数となった国民航空労働組合は、決死の覚悟で東京都地方労...
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沈まぬ太陽 アフリカ編 – 山崎豊子

誰がその怪物のようになれるのか 誰がその怪物に逆らって戦うことができるのか MONSTER(浦沢直樹) 冒頭 ヨハネの黙示録より 恩地元は、アフリカの大地に沈もうとする夕日を眺めていた。 日本で生活していた頃、恩地は国民航空という会社のエリート社員であった。ある時、恩地は労働組合の委員長を強引に頼まれ、1年という約束でしぶしぶ引き受けることになる。労働組合で...
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永遠の仔 – 天童荒太

看護士として老人の世話をする久坂優希。何かを振り払うように仕事に打ち込む彼女の前に、長瀬笙一郎、有沢梁平の2人が姿をあらわす。 3人は子供の頃、愛媛の双海小児総合病院第八病棟(通称動物園)で出会った3人だった。この病院は親からの虐待などを受けた子供治療にあたる病院で、救いを求める3人は、治療の一環である霊峰登山である行動に出る。 表紙を飾る彫刻家の...
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象の消滅 – 村上春樹

「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」のおなかを触りたくなる気分がすごく良くわかる。女性のおなかってなんだか不思議なんだよな。 「TVピープル」の主人公を取り巻く人たちの反応がとても怖い。TVピープルが見えてるのか見えてないのか不安になるのが良くわかるのね。 「4月のある晴れた朝に100パーセントの女...
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夜のピクニック – 恩田陸

夜歩く。 ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なのだろう。 夜の8時から朝の8時まで歩く「北校鍛錬歩行祭」。 約80キロにもわたる道のりを歩くこの歩行祭は、修学旅行に変わる北校の名物行事である。快晴の空の下、学校へと上る西脇融。けだるい表情で空を眺める甲田貴子。貴子は融に対する一つの賭けをこの夜のピクニックに秘めていた。 高校3年生を迎える2人にとって...
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四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて

今日は誕生日です。いつの間にか、27才になっていました。20才ぐらいまでは狙って年をとっていましたが、20代後半になると勝手に年をとるようですね。やさしいかたがいらっしゃれば、僕にプレゼントをください。今ほしいものは「幕府」と「グィネス・パルトロウ」です。 * 「一目惚れ」という言葉もありますが、ちょっと違うのが「100パーセントの女の子」という言葉だと思...
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海辺のカフカ – 村上春樹

岐阜で3泊して下呂温泉に入って大阪に帰ってきました。 君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる 田村カフカ君は東京の中野区から家出をしてきた15歳の少年。行き着いた高知県の図書館で、カフカ君は生活を始まるが、遠い昔に消えた母、少女、海辺のカフカ、森、兵隊、ナカタさん、ホシノくん、姉、海が彼の周りで交錯し、物語は奥へと進んでいく。 ホシノくんとナカ...
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家族狩り – 天童荒太

僕の家族は両親がいて弟が一人いる。 家に帰ったら母親がいて、夕飯のにおいがする家庭だ。母親はちょっとヒステリーだが、根は優しい人間で、彼女の趣味の影響もあって本、映画、音楽が好きになった。 父親は夏には海へ、冬にはスキーへと連れてってくれるような父親だ。人間としてできた人間で、僕の短気で厚くなりやすい性格は母親から、我慢強く、しぶといところは父親からもらっ...
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