歴史本

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後巷説百物語 – 京極夏彦

御行奉為 妖怪が生まれる。人の心には鬼が住み、蛇が住むからだ。そして、人はそれを恐れ、妖怪が生まれる。 この世はね、悲しいんだ、辛いんだとね。だから人は、自分を騙し、世間を騙して、ようやっと生きているんだと。つまりこの世は嘘ッ八。その嘘を真と信じ込むなら、そりゃいずれ破綻する。かといって、嘘を嘘だとしてしまえばね、悲しくて辛くッて生きて行けない。 だから、...
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小説「聖書」

はじめに、神は天と地を創造された。地は混沌であって、闇が深遠の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。そして神は言われた。 「光りあれ」 昔、小学生のときかなんかに聖書をもらったので読んだことがあった。多分、旧約聖書だったと思う。小説「聖書」は旧約と新約とにわかれていて、口語なのでとても読みやすい。当時理解できなかった部分がすきりした感じだ。 旧約聖書ではイ...
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巷説百物語

巷説百物語 - 京極夏彦 江戸時代の絵師竹原春泉の「絵本百物語」に登場する妖怪を元に、 数々の謎めいた事件を描いた妖怪時代小説。 ちなみに「絵本百物語」は人間の醜い心を風刺したものであるらしい。 妖怪を元に人間の悲しいサガを描いているミステリー小説だった。 この本には7種の物語があり、「小豆あらい」などおなじみの妖怪もでてくる。 百絵巻には数行の解説のよう...
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