子どもが本当にほしいものは親が与えたいものとは違う

3歳になる息子の誕生日が6月で、プレゼントに何を買うか嫁と議論した。息子はウルトラマンが大好きなので、7月からはじまる新ウルトラマンシリーズ『ウルトラマンタイガ』の変身グッズがいいのではないかということになった。きっと喜ぶに違いない。そう思っていた。

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タイガグッズ到着

グッズの発売日はテレビの放映日と重なるため、予約注文して当日を待った。当日の僕は、久しぶりに高熱で寝込んでしまい、寝込んだ状態でタイガグッズを身に着け、息子を呼んで「あとは、これを頼む・・・」とグッズを託し、そのまま寝込むしかなかった。

その影響か、数日して、息子が神妙な顔で「お父さん・・・ウルトラマンなの?」と聞いてきたので、「うむ。内緒だぞ」と男の約束をした。

息子は変身グッズを身に着けながら、タイガを真剣に見ている。でも、思った以上にまだ盛り上がらないようだ。なぜなら、息子にとって前作である「ウルトラマンルーブ」が処女作で、そこに登場する青色のウルトラマン「ウルトラマンブル」が大好きだからだ(ルーブは兄弟ウルトラマンで兄は赤いウルトラマンである)。

ふと、Amazonを見てみると、前作の変身グッズが75%オフなっていた。新シリーズになってこうなるのはなんだかせちがらいものだ。

僕が怪獣になって家を蹂躙すると、「俺色に染め上げろ! ルーブ!」と叫ぶ息子を見ていて、なんんでも買うのは良くないけど、ルーブの変身グッズを購入することにした。

ルーブグッズ到着

今度も劇的に渡してやろうと思ったのだが、廊下に箱を置いていたら息子が誤って発見してしまった。

「おおおお、お父さん! 廊下にジャイロ(変身グッズの名前)がある! ジャイロがあるよ! みてみて!」

息子の心を落ち着かせて開封。そこからずっと、息子はジャイロに引っ付けるクリスタルを握りしめている。寝るときもずっとだ。

クリスタルにはウルトラマンや、登場するごとの怪獣で種類がある。ブックオフを見ると、100円で売られているものだ。

しかし、息子にとってはそれが宝物で、「どうせなら新シリーズのほうがいいだろう」と思った僕らのことなんてお構いなしだ。

つまり、子どもが欲しいものは、親が選ぶべきではないということだろう。そして、大切なものは本人にしかわからない。

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