英語で大事なことを言いたいときは、必ず口頭で念入りに話そうと心に決めたのが確か去年の春。それは、英語ペラペラマンに教えていただいたのがきっかけでした。
文法力と読解力
前にすごく大事なお知らせメールを受け取ったことがあって、そのメールは日本人が英語で書いていました。おそらくその人の英語スキルはコミュニケーション上の問題はなく、書くのも気にならないレベル。
僕は「ふーん」くらいで読んでいましたが、英語ペラペラマンの同僚を見ると
「こういう大切なことは、メールでさらっと書くものじゃない」
と困っていました。現にその後、日本語がわからないメンバーからの問い合わせに追われ、そのメールも「補足」という形で追伸が流れてきました。
英語ペラペラマン曰く、本当に文法をきちんと守って書くことができないと、きちんと伝わらない。たとえば、サポートする言葉の場所で意味も変わります。
- Work hard はがんばって働こう
- Hard work はきつい仕事
とくに大事な話だと誤解は大きな問題となり、その人の読解力で意味も変わったりします。
自分の英語力だと細かい点をきちんと伝える自信がないので、あって話すしかできません。
議論やディベート
たまたま、英語で技術討論している人たちが近くにいました。ひとりは日本語がほとんど話せない人。ひとりは英語がほとんど話せない人。話せる人がいたのでその人を介してやりとりはできていたようですが、技術的な話は通訳いても無理やなと感じました。
やっぱり、誰かを介したところで意味合いが変わったり、英語側が主観と客観、主張と事実がまざった喋り方をするとカオス。
こういう能力は身につけたくてもなかなか難しいので、自分のことのように悩ましかったです。
英語は、多少話せるだけでは足りない時代なのか。そうだとすると、辛いなー。
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