
オーストラリアでであったシュールなTシャツ
よくCMで、上司が外国人になったとかありますが、逆に部下/後輩が外国人になるケースもあります。まさか、自分がそんなと思ったら大間違いでした。
私のチームにも外国籍エンジニアがいて、彼らと過ごした1〜2年は、なかなか発見が多いものでした。今日は、思い出として、自分が感じた点を残しておこうと思います。
休暇のタイミングが違う
日本だと、
- 正月にどーん
- GWにどーん
- 盆にどーん
- 秋にどーん
と休暇がありますが、彼らはちょっと違います。中国だと「旧暦の正月」がメインイベントらしく、1月下旬から2月上旬に長い休暇をとり帰国するみたいです。日本人だけだと「盆休みを前半/後半にわかれようぜ!」とかやったりするときもありますが、多国籍チームだとちょうどいい感じに休暇が分散する気がしてきました。
日本のしきたりは懇切丁寧に伝える必要がある
私はちょっと前に結婚したのですが、そこに後輩を呼びました。「結婚式のマナー本読みなさい!」と伝え、「ばっちりです」と言うのですが、その自信がとても怪しい。
後日、結婚式の祝儀袋を整理しているときに、後輩の祝儀が、主賓である上司の祝儀と同じ料金でした。最終的には「差分を返却する」ということになり、なるほどなーこういう感覚難しいのかなーというきづきを得ました。
有給申請の理由が情熱的
あるの後輩が言った忘れられないセリフが
「母親の誕生日なので休みをください」
というものでした。「え!まじで!」と思ったのですが、彼らはとても家族思いです。また、家族も遠い日本で働く息子のことを心配していると思います。私もつい「おかんに電話してみよっかな・・・」と思うぐらい、いろいろ考えさせられました。
恋愛に弱い
彼女ができたら大変です。できた瞬間から開発生産性が落ちました。微笑ましい話なのですが、とりあえず、「こら!」っと言いました。国民性があるんですかねぇ。
宴会の出し物を頼むとがんばってくれる
大学生のときに来日している子は、日本の生活にも慣れています。それをさらに加速させるため、ためしに毎年恒例の部署の忘年会の幹事を担当させています。
その中で、「日本の忘年会をなめるな!」と意味もなく一喝し、出し物を考えさせるようにしています。マネージャ陣は強制なのですが、たいてい5分のLTです。後輩はというと、iPhone片手にアカペラ熱唱という、これもまた情熱的な出し物を出してきます。
今後は、彼らに負けないものを出していかなければならないと感じました。
まとめ
国籍は違えど、価値観は違えど、教えることは一緒ですし、笑うところも一緒です。これからどういったイベントが待ち受けているか楽しみです。