会社で使ってみて、すでに数百人規模になってきて気がついたこと。
1. ステータスなど、Redmine全体のデータがプロジェクトごとに設定できない
そうなる気持ちはわかるんだけど、全体的な設定はプロジェクト単位でできるといいなー。ワークフローの違いのために、Redmineを複数のポート、複数のDBで分けて起動するはめになっている。
また、チケット一覧画面の表示項目も全体だから、好みで喧嘩になる。
2. ガント上のロードマップが見にくい
上司が欲しがって作ったRoadmapsプラグインでもリクエストがあったけど、ロードマップもガントで見えるといいのにと思う。
3. レポート機能がしょぼい
欲しいレポートを作るためにプラグインを作っている気がするけど、予実管理とか、プロジェクトに有益なレポートや統計情報は出せるんじゃないかな。
4. ワークフローが使いにくい
承認フローがなんか使いにくい。チケットをきって承認されて、みたいなのをステータスでやれってことだと思うんだけど、もっといいIFないかなー。
5. ユーザをグルーピングできないため権限設定しにくい
プロジェクトごとの閲覧制限は、そのプロジェクトにアサインされているかどうかできまる。プロジェクト内の権限は、アサイン時のロールで決まる。これがすごく手作業に依存するので、外に見せたくない情報が、オペミスで漏れる可能性がある。
これらの設定が、ユーザをグルーピングして設定できるとうれしい。
6. ユーザのプロジェクトアサインがめんどくさい
プロジェクトにユーザをアサインする場合、ユーザが大量にあるプルダウンから1人を選択するか、ユーザからたくさんのプロジェクトを検索するかのどちらかになる。この運用がめんどくさい。
7. Wikiの機能がしょぼい
Pukiwikiまではいかないけど、もうちょっと書きやすいのがよいなー。
8. マイページのパーソナライズ機能がしょぼい
またViewの話なんですが、PluginでViewを作ることが多いので、マイページ拡張がPluginみたいな感じでできるといいんだけどなー。
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もともとTrac使いでしたが、Redmineの拡張性は好きです。だってRubyの勉強になるんだもの。
yandod氏もいってましたが、「Redmineは悔しいほど機能が多い」ので、活用と改善はまだまだ続くのかしら。
今でかなり完成度が高いので、ver1.0とかになったらどないなるんじゃ!と思うため絶賛応援中です。
コメント
Redmine 0.9ではユーザーグループに対応するようです。
グループ単位でのプロジェクトへの追加、プロジェクトにおけるロールの設定ができますので、5と6についてはずいぶん改善されると思います。
前田さん、はじめまして。
Redmine勉強会の話はyandodさんからも聞いておりますw。いきたかった。。。
本格的に全社展開となるとユーザ数1000人を超えそうなので、システム構成や機能を調査中です。
0.9だとOpenIDとかにも対応でしたっけ。ちょっとSVNからとってきて運用も考えてみます。
そういえば、終わったバージョンがプルダウンに表示されるところもいけてないなー。