Mavenってよさげだけどコマンドラインなので使い始めにくい気がする。
そこでEclipseプラグインを探してみた。q4eとm2eclipseが有名ぽいが、m2eclipseはなんだかエラーが出て動かなかったので、q4eプラグイン(ver0.7.0)で遊んでみる。WTPと一緒に使えるみたいねー。
インストール
アップデートで以下のサイトを指定するだけー。楽ちん。
http://q4e.googlecode.com/svn/trunk/updatesite/
環境変数にJAVA_HOMEは通しておいたほうがいい。
プロジェクトの作成
新規プロジェクトをからMaven2プロジェクト作成ウィザードを選択する。ウィザードを進めると「Maven アーキタイプを選択」という画面になる。
プロジェクトのひな形を選ぶと、それぞれに合ったディレクトリ構造を作ってくれる。StrutsとかSpringとかにあったアーキタイプもあるみたい。JavaEEの場合はweb.xmlとかもつくってくれるみたいね。
- maven-archetype-quickstart
- 通常のJavaアプリケーション
- maven-archetype-webapp
- シンプルなJavaのWebアプリケーション
- maven-archetype-j2ee-simple
- シンプルなJ2EEアプリケーション
Mavenのディレクトリ構造
たまーにソースフォルダを「src/main」とかしているとこがあったので、Mavenをつかってたんだろうなー。srcフォルダでmainには作成するクラスを配置し、testにはJUnitテストケースを置くルールになっている。
ゴールしてみる
ウィザードがかってにApp.javaとAppTest.javaのようなクラスを作ってくれているので、コンパイル?Jarファイル作成をやってみる。
Mavenでは「コンパイル」とか「Jarファイル作成」をゴールと呼んでいる。ゴールには以下のようなものがある。
- compile
- test
- compile
- package
- install
- deploy
これらはプラグインという形で実現されているみたいで、Mavenのサイトを見ると、かんなりいろいろあることがわかった。(参考:Maven Plugins)
installとdeployはそれぞれローカル、リモートのリポジトリにデプロイする。とりあえず、コンパイルからJarファイル作成は、packageでやってくれるので、実行してみる。
プロジェクトを右クリックして、Maven2>アーティファクトのパッケージをクリック。targetフォルダに成果物ができる。
- pom.properties
- fujihara.AppTest.txt
- Test-fujihara.AppTest.xml
- fujihara-1.0-SNAPSHOT.jar
jarの名前もちゃんとついてますね。テスト結果とかのレポートも出力されている。