先週末に2週間ぶりに靴を両方はいた。
マンションの廊下を歩く。もう感動した。
松葉杖を使いながら歩くときほど、歩くことに集中したことはない。いろんな音が聞こえる。でも歩くことに集中しているため、あまりよく聞こえない。周りもあまり見えない。
考えることがあまりできないため、考え事をしながら歩くことができない。それほど道はでこぼこでなのだ。そんな中、「松葉杖」が松葉と名づけられた理由を考えたことがある。今、この杖は僕の足になってくれる。
僕はこの杖を家に連れてきたときに名前をつけた。
「まつばづA」
「まつばづB」
今週になって歩けるようになったので「まつばづA」とも「まつばづB」ともお別れだった。足がなくなる寂しい感じだった。