世界不況の今だからこそ映画「モダンタイムス」を見よ!

チャップリンさんの映画をちゃんと見たことがなかったんだけど、伊坂幸太郎さんの「モダンタイムス」に影響されてか、おもわずビデオ屋で手に取ってしまった。

モダンタイムス コレクターズ・エディション [DVD]

工場ではたらく主人公だったが、機械的な作業に心を病んでしまう。退院後、彼は両親をうしなった貧しい娘と出会い、二人で素敵な家を持ちたいと願うようになり、働き口を探すのだが・・・。

モダンタイムスをみて、チャップリンさんは天才だなと思った。Wikipediaにある

資本主義社会を生きている上で、人間の尊厳が失われ、機械の一部分のようになっている世の中を笑いで表現している。

という言葉や、モダンタイムスの冒頭で描かれる、羊の群れと、通勤ラッシュの映像をかぶせるとつくりが象徴するように、どんどん便利になっていく世の中から、機械化されていく人間を憂い、弱者から見た世界を描きたくて映画を作っているように感じる。

今の世界って前にTVでもいってたけど、モノとカネのあふれる世界を「豊」だと信じて突き進んできたけど、結局、「豊だ」と感じにくい世の中になってしまっていて、それが間違いではないのだろうけど、改めて考え直さなければならない時期になっているが変わらない。

20世紀はモノの時代であり、21世紀は心の時代だという話も最近聞かない。

少ないセリフとテロップで映画を表現し、喜劇役者としてではなく、監督としての才能も開花させ、言葉や情報にあふれる現在とはまったく違う作りにも脱帽してしまう。

チャップリンはとても優しく、常に危機感をもっていたように思うのだが、それを決して悲劇的に描こうとせず、笑いを持って世界に伝えようとしている。
主人公とヒロインが笑いながら夢を求める姿をみていると、なんだか泣きたくなってくる。
こんな時代だからこそ、また、彼の作品がみたくなるんだろう。

人としての尊厳をもち、苦境を笑い飛ばしていくモダンタイムスの主人公のような人間になりたいと感じた。そして、それを受け入れることができる世界を望む。

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