リロ&スティッチをみたら絶対泣く

リロ&スティッチ スペシャル・エディション
会社の後輩で21歳の小娘がいて、藤原はいいように扱われ手を焼いていた。その小娘はだいの「スティッチ好き」らしく、2年ぐらい前まで、リロとスティッチを間違えて逆に覚えていた藤原は、ディズニーランドのパレードで、スティッチのことを「リロだ!」と言ったことがあった。

それ以来、藤原はできるだけ「リロ&スティッチ」を避けて通ってきたのだが、小娘は藤原の古傷を知るよしもなく、「リロ&スティッチ」について熱く語ってくる。このままでは小娘のいうがままではないか!と藤原は奮い立ち、「スティッチのどこがいいのか?」をテーマに、その小娘と簡単な討論会を開くことにした。

でも、なぜかテーマがずれ、「ディズニーキャラクターランキング」などで盛り上がってしまい、藤原の聞いたことのないキャラクター(くまのプーさんにでてくる子豚とか)で、圧倒的な知識の差を見せ付けられ、藤原は敗北を認めることになる。

ちなみに藤原の一位は「ドナルド」。マクドナルドにいるよく見ると気持ち悪いピエロのキャラクターではないので注意して欲しい。

討論会も終わり、その小娘は最期に「藤原さんは、リロ&スティッチをみたら絶対泣きますよ」といいはなった。ふふ。所詮小娘。俺が泣くのは「Mr.インクレディブル」の家族愛ぐらいだぜ、と鼻であしらったのだけど、今日、DVDを借りてみてみると、涙をぐっとこらえる自分がいた。

破壊することしかしらないスティッチと、自分の表現が人に通じないリロ。共通する点は、誰にも理解されない寂しい部分だ。リロにはおねえちゃんがいるが、両親を失い、女で一つで生活を支えるため心に余裕がない。

リロとスティッチが出会い、なんとかがんばろうとするんだけどうまくいかない。でも、その苦悩の中でお互いが、さらにはお姉ちゃんまでが見つけたのは、

家族とはその中に生まれた場合と自分たちで作っていく場合がある (Amazonの紹介文からの引用)

ということだった。

藤原は見終わって、プレスリーの「Can't Help Falling in Love」がかかった時点でもぐっときた。何よりも、言葉を覚えた?スティッチが言ったセリフが一番印象に残る。

「家族、自分で見つけた」

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