花鳥風月

daipresents2002-12-17


・・・美しさは身近にある。。


花鳥風月~陽のあたる坂道~


 永遠という言葉がある。


 私は人と向き合うのが苦手な人間である。
明るく過ごし、普通の人間として生きていくことはできる。
しかし、それは見せかけのものなのかもしれない。
私という人間はもっと深く、闇の中に生きている人間かもしれない。
そんな私が感じることを書いてみる。


季節はめぐり、さまざまな形で世界を飾る


時に夕暮れに気づき


時に景色を悲しく思う


人が思う美しき景色は


はかない夢、幻のごとく心にのこり


かなしくもきえさり


忘れる


そう思い続く時間は


緩やかに流れ


また人を強くする


さびしかな人の道よ


されど人に生まれし者は


今を踏み


かなしくも生きていく


永久に生きていく


 ちょっとした風景に最近美しさを感じる。
私たちが住む日本というものの美は、美しき中に強い芯があり、切なくも花なき美しさがある。
わびさびなんて学校でならったが、少しかもしれないがそれを感じた。とてもせつないが。


 朱に染まり、燃える山


 眠る季節を伝えし朽葉


 静寂と暖かさを伝える白練の世界


 生まれいずる力に震える萌黄


 始まりを伝えし桜


 深い藍


日本には深いさまざまな色がある。


誰彼が伝えたものではなく、自然に伝わるたくさんの色。
人の色に似た様々な色。
私は生まれ、私なりの色を創ろうとして、無残にも消え、また創り、また消え。。。
永遠に繰り返すのだろう。
そして、いつの日かこのことを思い出し、私はうれしく思い笑うのだろう。


大切なものを感じ、私は永遠を祈った。
しかし、それは夢のこと。時は流れ、過ぎていく。
哀しくもはかなく思うこと。しかし、それを美しく思う。
つかれはてあきらめそうになる。
しかし、それを尊く思う。
一瞬の美。
一瞬の時間。
それは永遠だ。
私の中に生きる永遠だ。


きっと皆の中にも色がある。
永遠に続き、必死に自分の色を出そうとし、苦しみ、悩み、そうやってできていく美しい色が。


私もきっとそうやって生きていく。


何回も何回も塗りなおしながら、少しずつできていく私の色を探しながら。


それは永遠だ。

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