赤ちゃん教育に関する人気の子育て本を読んでおもったこと

感想おまちしてます!

子育て本は図書館でも大人気で、子供をもつ親として、いろんな情報を知っておきたいと思う気持ちはとてもわかります。最近何冊か立て続けに読んだので、その感想をメモ。全体的にあんまり参考にならなかった気がしています。

スポンサーリンク

小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと

小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと (中経の文庫)

文庫にもなっている人気の本です。115もあんのかよ! というのは置いておいて、親としての基本的な考え方は、他の本にも共通しているので参考になります。

著者は小学校入る前に読み書きさせるべき論者です。最近は、そうしないと小学校1年生の勉強についていけないと言います。でも、この話を聞くたびに、なんだか妙なチキンレースをしている気がします。

きっと、誰かが良かれと思って、小学校前にひらがなを子供に教えたのでしょう。それが当たり前になって、こういう状況が生まれているとすれば、きっときりがない。

どちらかというと先生がそんなの気にせずにやってくれればいいと思うんですが、できるほうにあわせる教育ってどうなんだろう? と思います。

それ以外だと

  • キャラクターグッズだめだけど、「そろそろ帰りましょう。『アンパンマン』が始まるよ」はOKだったり
  • 『三匹の子豚』から「わらじゃなくてレンガのような準備が大切」といった教訓を学ぶ話をされてますが、白川郷がレンガでできてたら世界遺産になってないだろうから、一概にそうともいえんわなーとひねくれてみたり
  • 「担任が嫌うから」とか「担任が相手にしなくなる」とか、子供より先生に向かって述べている点が気になったり

しました。

こういう本は著者の意見が強く出るので、自分や自分の子供にマッチするかは、慎重に考えなければなりません。

赤ちゃん教育

赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる

この『赤ちゃん教育』という本は本当にすごくて、初版は絶版になり、Amazonで高値で取引されるぐらい人気でした。2015年に再発売されたので読んでみましたが、むーん。これは人を選ぶ本だと思います。

誤解を恐れずに書くと、まず、著者は母乳原理主義者です。出産時、嫁から聞いた話ですが、母乳が出ないことをコンプレックスに思っているお母さんもいて、精神的に辛くなって、夜泣いていたりするらしいです。

僕の家は、「無理して母乳飲ませる必要ない」と決めて、夜は嫁にぐっすり眠ってもらい、その間はミルクでしのいだりしていました。きっと、どうするかは自分たちできめればいいはず。気軽に「母乳最高!」とか共感できません。

次に、脳科学による理論と実践をアピールしているのが本書の特徴ですが、「私はこのやり方を信じています」みたいな体験談ばかりだから、ニセ科学っぽくてうさんくさい。

伝説の本ということで期待しましたが、こんな体験談がもてはやされるのだったら、なんだかとても怖い。

おわりに

最近、こういう本を読んで思うのは、あくまで本でしかないということ。子供の数だけ個性があるのであれば、答えもひとつではないというのは忘れずにいたいものです。

あとは、今回登場した本だけにかぎりませんが、有名な日本の幼児教育本は、今の義務教育に向けて書かれていると思います。つまり、同じような人間を大量効率生産するための教育が前提。

これって、激動の今の時代にあわない気がします。例えば、『115のこと』に書いてましたが、「学校の勉強についていけない」心配なんてしないで、ついてけないならついていかなきゃいいわけです。ついていくことが教育の目的ではないはず。

という感じのつぶやきをしたら著者の方が反応してくださいました。

まぁ、そうですよね。時代は変わるのだから。

知る、見守る、ときどき助ける モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方

個人的には、子育て本だと、モンテッソーリ教育を紹介した本が読みやすく共感しやすかったです。

あんまりおしつけがましくなく、子供を中心に考えているのが伝わってきます。