やる気ある新入社員を見て「辞めたい」と思ったことがある人

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新入社員

新入社員の頃からしっている後輩の女性エンジニアが会社を辞めて田舎に帰るという噂を聞いた。もう彼女も中堅のエンジニア。辞める理由は知らないが、以前、こんなことを言っていたそうだ。「やる気のある新入社員を見て、やる気がなくなった」。

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やるきある後輩社員を見て思うこと

だいぶ前に、とある公共事業系プロジェクトを担当したことがある。そのプロジェクトは結局、「動かないシステム」として名を馳せたのは別の話。そのプロジェクトでは、SIerの頂点に君臨するNがつくデータが一次請け。その下に、複数社がぶら下がっている開発体制だった。

ある後輩によると、ライバル会社のバグ率を改ざんして提出したりする開発会社もあるらしいが、幸いなことに、ぶらさがった会社間の風通しはよかった。ある会社には、とても仕事のできる女性エンジニアと、後輩のとても優秀な新人の男性プログラマがいた。見ていても、いい師弟関係なのがよくわかる二人だった。

あるとき、その女性エンジニアが会社を辞めることになり、その送別会かなにかで、その女性はこんなことを言っていた。

後輩の○○君が優秀なので辞めたくなった。

そのときは、まだ僕も若くて、その意味があんまりよくわからなかった。

人のやる気、自分のやる気

もういつのことだかわすれてしまったけど、僕も同じようなことを思ったことがある。本当にいつのことか忘れてしまったのだけど、そのときに「ああ、そういうことか」と思った感覚は、今も思い出せるほど印象的だった。

やる気というエネルギーは、本当にすばらしいものだ。いい方向に向かえば、いい結果として跳ね返ってくるし、なによりも続けても疲れない。

しかし、そのエネルギーを維持するのは大変だ。

世の中にはいろんなことが絶えず発生して増えているし、見ていると目移りするぐらいいろいろある。興味をコミットしつづけるのは大変だし、下手にこだわれば自分の首を締める。

だから、油断すると、ちょっとずつエネルギーが減ってしまう。そして、あるタイミングで、この記事の場合は、あるやる気ある若者が現れたタイミングで、自分と比べて大きなギャップがあり、それをまざまざと見せつけられた気分になったら。

辛いだろう。

やる気ないくせに、やる気ある人を叩きながら生き延びている人もいるのを知っていると、なんとも言えない気持ちになる。決して、「うんうん、お前の気持わかるよ」なんて、甘っちょろい言葉を言うつもりなんてないが、「僕だって同じことを思うときあるよ」とだけは・・・

彼女に言ってあげたい。