上司は選んだほうがいいという話

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ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

最近、エンジニアの採用に関わることが多いのですが、一緒に参加してくれている現場のリーダーレベルには「スキルチェックを念入りに」と伝えていますが、もう一つ大切なことを考えてもらっています。それは「自分より優秀な人を雇え」です。

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マネージャーは偉くない

普通の階層的な会社だと、優秀な人がマネージャーやリーダーに選ばれます。僕がリーダーやマネージャーになったときは「選ばれたのだからしっかりいい人見つけなきゃ」と気張ってましたが、途中で「違うな」と思いました。

例えば、「自分は優秀だからきちんと人を判断できる」とか、自分で言ってて恥ずかしい。また、「この人はここがダメだな」という減点主義だと自分好みの人しか集まらず、お山の大将になってしまいそうで怖い。

だから、より第三者的に「この人はどこが優れていて、それをどう活かしてくれそうか?」とか、「この人がやりたいことを僕は提供できるか?」とか、「一緒に働きたいと思うか?」といった視点をよく考えるようになりました。

マネジメントは仕事で必要。特に多数で働く場合は絶対必要。ただ、「マネージャ = 偉い」ではなく「マネージャ = そういう仕事」だと、マネージャやってみて思いました。

自分より優秀な人だけを雇う理由

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える
グーグルの人事システムを解説した『ワーク・ルールズ!』では著者のラズロ・ボック氏はこう述べています。

人を雇う方法にもたらされるべき第2の大きな変化は「自分より優秀な人物だけを雇え」というものだ。

氏が雇った人はすべて、何かの点で自分より優れていると言い切ってます。最高の人材を雇わなければ、最高の組織は作れない。グーグルの姿勢を感じますね。

自分もこの点にはとても賛成です。これは経験則でしかないですが、組織力はその組織のトップ(たとえば係長、課長、部長といった人たち)の持つ力が最大値なんじゃないかって気がするんですよね。

採用の現場でその人が「こいつは俺よりダメだ」って考えるようだと、その人以上の人材が入ってこなくなり、その人の力量が最大値になり、へたすりゃ制約になってしまうわけです。

だから、自分より優秀な人を集めて、制約やボトルネックを避ける。自分より優秀な人を選ぶスキルがないと、どんどん了見が狭くなってしまいそう。やっぱりボスは器が大きくないと。

また、ダグラス・マクレガー氏のX理論・Y理論だと、指示命令的なマネージャの元だと受動的な部下が育ち、部下に適切な目標と責任を与えるマネージャの元だと、主体的な部下になるそうです。どちらがいいでしょうか?

選べるなら選びたい。お互いそうなら「選べる」のもアリではないでしょうか?