近所をジョギングしていてマイホームを買うか考えた話

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空き家

curtisperry via flickr

僕の周囲では、結婚イベントが一段落して、子どもが生まれたりしている人が多い。そこでたまに出てくるのが「家を買う話」だ。これは答えのない人生の質問である。よって、こういうときは「うちの近所をジョギングしてて思ったこと」を話すようにしている。

僕の街

我が家は横浜から電車で10分ぐらいはなれた場所にある。駅前には商店街があり、モスバーガー、ドトール、牛角、地元の飲食店がそろっているので、沿線でもまぁまぁ賑わっている駅だ。駅にはバスターミナルがあり、たくさんのバスが住人の足となり活躍している。

駅から少し離れると、横浜特有の起伏のある地形が続き、そこには住宅街が広がっている。網の目状に整備された広い道を見るかぎり、計画的につくられた住宅地なのだろう。切り開かれた場所には古い団地があり、畑や森が残っている場所もある。

そういう地域をジョギングしていたときにこんなことを妄想した。

駅前と郊外

駅前には子どもが自立したぐらいの世代の人が多く、駅前の不動産屋で賃貸の値段を見るかぎり、どちらかというと収入が多い世帯が多いのだろう。駅から5〜10分ぐらいの地域には大きな家も多い。しかし、ところどころに古い空き家があることに気がついた。中には草が生い茂り、防犯上良くない住居もある。

駅から離れてみるとどうだろう。どちらかといえば古い地域が多いが、畑を潰したのか突然、新しい一戸建てが立ち並ぶ地域があったりする。値段を見ると都心で買うよりはだんぜん安い。子どもがいるなにかと物入りな若い夫婦にはぴったりの物件かもしれない。

  • 駅前には中高年が多い
  • 郊外には若い年齢が多い

高齢者は街全体に広がって住んでいると思うが、ドーナツ化現象という言葉があるように、中心からどんどん広がるように住宅街が広がっている。そして、中心から離れるほど価格が安くなるので、若い世代が買いやすくなる。

さて、今の高齢者社会が続くとどうなるだろう?

まず、駅前は空き家が増えるだろう。親がいなくなってその子どもがどうするかが鍵だが、空き地は税負担が大きいので空き家という選択肢がしかたなく残る。ちょうど「空き家」戸数 過去最多を更新というニュースがあったので引用しておく。

住宅全体に占める空き家の割合は13.5%とおよそ7戸に1戸に当たり、これまでで最も高くなりました。

これから先、どんどん空き家は増えると予想できる。

そして、賃貸として貸し出される物件が増えるかもしれない。しかし、場所はいいが住居が古いので、賃料はだいぶ安くなるだろう。さらに、安くなるなら都心に近い駅で家を探す人が増え、都心へと人が移動する。そうなると、今の僕の最寄り駅から、横浜や東京に近い駅へと移動するひとが増えるかもしれない。

一方、郊外にローンで家を買った若い世代は、いくら駅前にいい物件が合っても移動しにくい。郊外の土地の価値が上がるのは期待できないし、都心へ移動する人が増えるのをふまえると、売るのも難しくなる。よって、誤解を恐れず言うとそこに住み続けるしかない。

人類の7割が都市部に住む未来という記事も興味深い。

妄想で終わるか

所詮、妄想である。

この妄想で僕が思ったのは、家を買うかどうかよりも、働き盛りの若い世代が駅から遠い場所に住むってのはどうも効率が悪いなぁということだった。別に、年寄りに「地方に住め」とは言わないが、次の時代を担うのは若い世代なのは間違いない。その世代が疲弊してしまうのは嫌だなぁ。

なんにせよ、これまでの常識とは違う未来が僕達を待っているのは間違いない気がする。