Google Analyticsで計測し学習を経て、WordPressを育てる7つのコンパス

感想おまちしてます!

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navigation by Marcus Ramberg, on Flickr

Google Analyticsを使って簡単にサイトを計測することができます。今回はAnalyticsを使ってWordPressにマッチした計測や設定を行い、改善していく方法をまとめてみます。

Google Analyticsは常に進化しているので注意

バージョンごとに使い方が異なるみたいなので、現時点の情報を明記しておきます。2012/05/21にみたところ、トラッキングコードは単一ドメインのもので以下を使っています。

1. サイト内検索を計測する

Google AnalyticsA

自身のブログには記事検索ボックスがあるのですが、どれぐらい検索されているか調べるためにGoogle Analyticsを設定してみました。設定は アナリティクス設定>プロファイル>プロファイル設定 から可能です。

Google AnalyticsB

サイト内検索の設定でサイト内検索レポートを有効にするにチェック。検索時に使われるクエリパラメタを入力します。WordPressの場合は検索した時にURLが

http://daipresents.com/?s=KEYWORD

となり「s」が検索ワードのクエリパラメタになることがわかります。だから「s」を入力すればOKです。左メニューの コンテンツ>サイト内検索>サマリー から結果を確認できるようになります。設定後すぐに反映されるわけではなく、1日またないと表示されない場合もあるのでご注意を。

Google AnalyticsD

このように検索されているワードや回数を確認できます。私のブログの場合は、サイト内検索はあまり使われていないみたいだったので、計測からの学びとして、右メニューの一番上にあった検索ボックスは、同じ右メニューの下の方に移動させ、そのかわりにレクタングル広告を配置することにしました。

また、注目されている言葉や、見つかりにくいと考える記事がここから分かり改善につなげることができます。

2. タグクラウドや月別アーカイブプルダウンの効果を測定する

Google AnalyticsEF

ウィジェットで表示できるタグクラウドや月別アーカイブの利用状況を測定してみます。

Google AnalyticsEG

私のブログの場合はURLがシンプルなので、Google Analyticsの コンテンツ>サイトコンテンツ>ディレクトリ から簡単にタグクラウド(や記事ページのタグ)の利用率がわかります。

Google AnalyticsE

一方、月別アーカイブプルダウンの場合、私のブログでは「2012/05」のようなリンクになるので、コンテンツ>サイトコンテンツ>ページ のアドバンス検索から正規表現で見ることができます。正規表現は

^/(1|2).*/[0-9][0-9]/

としています。

これらのデータを計測したところ、どちらもあまり使われていないみたいですね。タグクラウドや月別アーカイブも右メニューの下に移動させました。

3. リンクのクリックをページとして計測する

自分のサイト内だとリファラなどを見ればどういう動線をたどっているかわかるのですが、外部リンクに飛んでしまうと計測できなくなってしまいます。Google Analyticsの場合、ページとして計測する方法と、イベントとして計測する方法があるみたいです。

まずはクリックをページとみなして計測する方法。RSSの購読がクリックされているかを計測してみます。RSSのリンクに以下のようなonclick属性を追加するだけです。

「_trackPageview」で「ページとして計測」を定義し、その後ろの「/click/rss20」は一意になるような文字列をパス形式で入力します。このリンクがクリックされると「あなたのサイトのドメイン名/click/rss20」という存在しないページにアクセスされたとみなされる仕組みです。

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ページで計測しているので、コンテンツ>サイトコンテンツ>ページで検索すれば(今回の場合は「/click」)計測されていることがわかるはずです。

4. リンクのクリックをイベントとして計測する

イベントを使うことでもっと詳細を計測することができます。RSSリンクを以下のように書き換えてみましょう。

「RSS」はイベントカテゴリ、「Subscribe」はイベントアクション、「RSS2.0」はイベントラベルとしてコンテンツ>イベント>サマリーから確認できます。

Google AnalyticsM

この仕様の詳細はEvent Tracking Guideに書かれています。

5. ソーシャルボタンのクリックを計測する

Google+はすでにAnalyticsで計測できるようになっていたのですが、TwitterやFacebookのいいねボタンは自分でイベントを起こす必要があります。

Google Analyticsでいいね!ボタンやTweetボタンのアクションを計測する方法 – F.Ko-Jiの「一秒後は未来」 に日本語で丁寧に説明されているのですが、WordPressの場合はGoogle Social Analytics Extension(extends your Google Analytics)というプラグインがあるので使ってみました。

Google AnalyticsO

トラフィック>ソーシャル>ソーシャルプラグイン>ソーシャルメディアとアクションで確認できます。ただ、Twitterの値が出てこないのでこのプラグインがちゃんと動いているのかは検証中です。ソーシャルボタンの計測などはSocial Interaction Analyticsで詳細が説明されています。

6. 曜日別のUU/PVを測定する

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曜日別のPV/UUはカスタムクエリだけで確認可能です。上記のように指標グループにユーザ数とページビュー数を選択し、ディメンションで曜日をしていすればOK。曜日は日曜日が「0」になり、土曜日が「6」になります。

これを計測することで、ブログを公開する曜日を意識するようになりました。あとはユーザが集まる時間を見計らって公開し、TwetterやFacebookに通知すれば効果が高まります。

7. 何かが起きた時にアラートをメールで通知する

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アナリティクス設定>プロファイル>アセット>カスタムアラートから設定可能です。急なPV増加などが発生した時に原因や状況確認で使えます。

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新しいアラートを作成をクリックし、通知条件を入力すれば完了。上の図ではテストのため低い数値でアラートを飛ばしています。

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Google Analyticsのアラートメール例

カスタムアラートの設定例(収益が減少した時、ランディングページの直帰率の増加など)はアナリティクスヘルプページのカスタムアラートの5つの設定例にサンプルが紹介されていますね。

さいごに

最近話題のリーン・スタートアップでは、構築>計測>学習(BUILD-MEASSURE-LEARN)のループを作ることが重要視されています。このサイクルのうち「計測」に対してできることを考えていて、まずは簡単にできるGoogle Analyticsの使い方を調べまとめてみました。

今回のGoogle Analytics利用事例はとっかかりでしかありませんが、本来測定すべきなユーザの行動や統計を探す第一歩になるのではないかと思います。計測から学習を経て成長へ。WordPressはサービス開発の勉強場としてちょうどよい感じです。