あなたと私が出会った意味 / 『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー著より

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伝わる・揺さぶる!文章を書く

山田ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』を読んだ。文章の事例を分解し、ひとつひとつ丁寧に考えていく良書だった。文章作成やコミュニケーションに悩む後輩たちに読んでもらいたい。

最近、FacebookやTwitterのようなツールが人気なので、いろんな言葉がタイムライン場を流れ、中には一方的な言葉が書かれている時もある。ソーシャル怖いわー。そんな中、僕はブログを書いているので、そこにもいろんな言葉が集まってくる。

WordCamp Tokyo百式の田口さんがブログを書くことについて話されていて、たしか「 後世に残されても恥ずかしくない情報を発信しよう」という意味合いだった気がする。これについて、最近ふと考えたことがあった。

「思ったことを言う」のは自由なのかな。僕はこのブログは自分のライフログとして書いているので、あんなことやこんなことも書いている。そのときは、「思ったことを残そう」という意味だったが、Webに公開しているわけなのでそれだけでは済まないことも出てくる。

ある時、「なんか結局いろんなことを気にして書いているなー」と思うことがあって、「これが自分がブログに書きたい事なのだろうか?」と悩んだ。僕は、田口さんの話を間違って解釈していて、「恥ずかしくない文章」を「誰も傷つかない文章」だと思っていた。きっと、そういうことをやっていると、自分の意見や主張や感じたことが薄まってしまうだろう。それは願っていない。

『伝わる・揺さぶる!文章を書く』のエピローグを読んでいて、そういうことに気がついた。

「自分にしかかけないかけがえのないもの」を考えるきっかけになった。それは、読み手にとって心地良い文章ではない時もあるだろう。

私たちはもっと忠実になっていいと思う。 (エピローグより)

私にしか書けないものがあり、きっとそれは万人に受け入れられないものは少ないだろう。しかし、そのギャップの中で、相手の心を揺り動かすこともありえるよね?それは私にとっても、相手にとっても意味があると信じたい。

あなたと私が出会った意味だ。