ソフトウェア開発プロジェクトはプロダクトビジョンを満たしているか? #devsumiの宿題

感想おまちしてます!

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Lakeworks via Wikipedia

デブサミでの発表の後、質疑応答のためにAsk the speakerという場所でいろんな方とお話することができました。フィードバックありがとうございます。

その最後に、@kawaguti@kappa4が来てくださって、いろいろお話しさせていただいたのですが、そこで超生産的なチームの話題があがって、面白い考察を伺うことができたので、うる覚えですがちょっぴりまとめてみます。間違っていたらごめんなさい。

ある日、スクラムのスプリント(上の写真)を見ていて、スプリントをハイスピードでぐるぐるまわす超生産的なチームになったときに、「仕事がつまらなくなったりしないか?」と思いました。あまりに効率的な開発をしていると、「ソフトウェア工場」みたいになってしまって飽きるのではないかなーと不安になったのです。

お二人はスクラム有識者ですので、どんなこと考えてるのかなーと思って聞いてみました。

@kappa4のお話しでは、「プロダクトオーナーは、ワクワクするようなプロダクトのビジョンを開発チームに話す必要があり、そのワクワクが開発チームを刺激するんじゃないか?もし、空き時間ができたのであれば、Googleの20%ルールのように、空いた時間を学習や検証につかって、プロダクトに貢献すればいいのでは?」というもの。

たしかに、プロダクトビジョンの重要性については、@kohsukekawaのセッション「【17-C-1】Continuous DeliveryとJenkinsアブストラクト」でも強く感じ、エンジニア視点や考察から考え出されるプロダクトのビジョンにはワクワクしました。プロダクトを引っ張っていくプロダクトオーナーの重要性を感じますね。

そして、サービス開発をしていると、リリースはサービスCloseまで続くので、@kawagutiがおっしゃっていた「そもそもプロジェクトとかの単位ってよくないんじゃないか?」という言葉にも思うところがありました。

経験則ですが、ソフトウェア開発をプロジェクト単位でやると、最後の方には「プロジェクトを終わらせることが目的」という錯覚が生まれて、「期限内に無事リリースできたから成功」みたいな目的と手段のすりかわりが発生してしまうことが多かったです。デブサミで発表させていただいたプロジェクトも同じで、リリース後にいまいち成功の実感がなかったんですよね。

「プロジェクトを終わらせることが目的」だと、最高の結果が「無事リリース」なので、プロダクトビジョンを満たしたり、お客さんに価値あるソフトウェアをデリバリーすることを達成するのが難しいように感じます。入社することを目的とする若者と、入社してやりたい事を持っている若者の違いみたいな。

SIerで働いていた頃は、リリースが終わるとメンバーもばらばらになることが多く、プロダクトビジョンを満たしたという実感をあまり持てなかったのですが、永遠に続くサービス開発でそれをやっても、開発だけで盛り上がっちゃって、ビジネスサイドとの共感やビジネスとしての成功につながらないんじゃないか?

じゃ、どうやったらいいの?ってのを最近考えております。