3年使ったRedmineの使い方について共有したい10のこと

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9. 考えておきたいインフラのこと

Redmineを利用するユーザが500人を超えてくると、連携するシステムのことも考慮する必要性が出てきます。たとえば、Subversionのようなソース管理システム。500人のユーザがリポジトリブラウザを開くと、恐ろしいリクエストがSubversionを襲います。ユーザの増強と共に、こういった周りにあるシステムも増強する必要性がでてくるとおもいます。

よって、「OSSだから安く導入できる」というのは大間違いだと思いました。少人数での運営ではコストは少ないでしょう。しかし、利用者が増えることで、Redmineは業務システムに変化します。使う側には無料であっても、運営するコストは徐々に大きくなってしまうこともあるので、規模が大きくなる場合は、予算などをしっかり確保するか、JIRAのような有償ツール(できればホスティング)を検討することをオススメします。

私は、次、また1000人規模の組織に導入することになったら、JIRAを提案すると思います。アクセス権限や、レビュー、ソース検索など、トータルのソリューションがJIRAにはあるからです。

追記: JIRAをしばらく使ってみましたが、アトラシアン製品は高機能すぎて使いにくく、大規模で使うにはパフォーマンスが悪すぎました。落ちる、重い、使いにくいの三重苦…。

10. Redmineでコミュニケーションを取り過ぎない

Redmineでプロセスが出来上がると、チームはRedmine中心に作業をこなしていくでしょう。リーダーが、上手にチケット管理したり、ワークフローを使って権限を調整することもできますが、あるときに、メンバーがチケット作成し、他のメンバーに勝手にアサインした結果、そのチケットが放置されていた事件が発生しました。

このように「言った、言わん」の話をするのは不毛です。確かに、毎日チェックすれば気がつくかもしれませんが、一言声をかけるだけですむ問題です。私のチームでは、何かを誰かに頼むときは、私を通す。もしくは、互いに声を掛け合うことをルールとしています。

最後に

ふりかえりとして、Redmineから学んだことを数回に分けてまとめてみました。

Redmineを導入したときは3人のチームでしたが、1ヶ月後には「チケットに切っておきました」とか「チケットを確認します」とかいう声が聞こえてくるようになり、10名ほどの人数になっても、効率よくタスク管理ができるようになりました。

最近の私のチームでは、タスクボードをベースに使い、Redmineはチケットのロギングのみで使うようになってきました。プロセスが整理されてくると、必要最低限の利用となり、チームがツールに頼らない形になっていくことがわかってきました。今はRedmineのインフラ運用から離れてしまいましたが、これからも次世代のプロセス改善方法を考えていこうと思っています。

私は不精な人間なので、作業を便利にしてくれるツールが大好きです。彼らは開発をさらに楽しくしてくれます。そういうツールを開発する方々に感謝したいと思います。もちろん、Redmineにも。あなたのチームが、ツールを駆使し、より価値の高いソフトウェアがリリースされていくことを期待しています。

最後に、アジャイルソフトウェア開発宣言にある私の好きな言葉をみなさんに贈ります。

プロセスやツールよりも、個人と対話を価値とする。

コメント

  1. […] 3年使ったRedmineの使い方について共有したい10のこと こちらは大規模プロジェクトでの話のようですが, プロジェクトの規模に関係なく適用できそうなことは参考にさせていただきました […]

  2. […] 3年使ったRedmineの使い方について共有したい10のこと […]