私は日本を信じている – Agile Japan 2011に参加しました

感想おまちしてます!

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Agile Japan 2011に参加してきました。今年で2回目の参加です。今年は社内研修で使ったKPTボードを持ってきて、ポスターセッションで参加させていただいたのですが、朝にリンダ・ライジングさんが遊びに来てくれました。ちなみに、写真はリンダさん、@kappa4@kawagutiの貴重な3ショットです。

リンダさんからいくつか質問を頂きました。

  • ProblemとTryにはどういう関係性を持っているか? => 新人研修なので結びつけるようにやってもらった。
  • Greatって何? => すっげーよかったとこを書いてもらった
  • 付箋の色は何を意味しているの? => チームごとに色分けしている

“こういうボードは好き”とコメントを頂いたのでうれしかったです。リンダさんはとってもチャーミングな方でした。

以下、参加したセッションの内容や感想など。

Fearless Change – 不安を乗り越えて組織改革を推進するには via リンダ・ライジング氏

@nobiinu_andと@kawagutiから噂を聞いておりましたが、確かに聞き惚れてしまうプレゼンテーションをする方ですね。

Agile Japan 2011 – Linda Rising さんの基調講演の録画 via kawagutiの日記

一番に考えるべきエバンジェリストパターンを中心に、リンダさんお気に入りのパターンを紹介。そして、メインメッセージと感じた「信じること」について深く説明されました。最後にAgile Japanというよりも日本へのメッセージである”I believe in Japan“という言葉が忘れられません。Agile2011ラストKeynoteもリンダさんなので楽しみです。

「リンダを招待してよかった」と言葉をつまらせた平鍋さんの気持ちが伝わってきました。

「アジャイルコンサルタントの秘密(エンタープライズ・アジャイル編)~東京会場の方だけにこっそり教えるアジャイル組織導入の勘所~」via  牛尾 剛氏

牛尾さんのお話をはじめて聞くことができました。Agile Tour OsakaのUstで「あーじゃいる」と叫んでいた姿しか知りませんでした。アジャイル導入事例ではなく、企業におけるアジャイル導入についてだったので、エンタープライズに興味のある私には最高のセッションでした。

まず、アジャイルの企業導入が難しい点について。原因として、

  • 導入者がやるわけではないから抵抗が生まれる
  • 導入チームは使命感を持っているが、開発チームがやらされている感をもってしまいやすい
  • 何のために導入するのかが不明確
  • 導入の計画づくりが弱い

などがあり、これらを解決するために

  • できることから伝え、できることからやる
  • 不安を感じているところを取り除く
  • やりたいとなってきたらヤッタネ

などの対策を行う必要があります。これらのファシリテーションも重要な要素ですね。アジャイル導入の不安の中で、「アジャイルがわかりにくい」点については、

  • アジャイルを導入する理由はあるか?
  • アジャイルに対する価値観はあるか?
  • 目的と手段を間違っていないか?

などがあり、これに対しての解として「達成したいことの最適な手段がアジャイルであるならアジャイルを採用するべき」と答えられていました。

また、聞いている中で思ったのが、「ステークホルダとの関係を意識すること」。
チームがアジャイルになったとしても、エグゼクティブの意思決定、インフラ構築のDelay、ユーザFBスピードが遅くては、価値の提供にDelayが発生します。よって、開発チームだけではなく「ビジネスのアジャイル」が重要になってきます。

びっくりするぐらい論理的に解析されたお話でした。海外だとアジャイルコーチングで成功しているコンサルタントがたくさんいるみたいですが、国内だとここまで明確に順序立てて話せるアジャイルコンサルタントは、まだ少ないんじゃないかと思います。牛尾さんかっこいい。

企業のアジャイル導入に関しては、少し関わったことがあるのですが、ビジョンなしで「やってみよう」だけでは失敗したりします。戦略と戦術が重要ということを理解したので、次に機会があれば試してみようと思いました。

アジャイルジャパン2011のコミュニティのエネルギー via  メソッド屋の日記には、牛尾さんのふりかえるAgile Japan 2011が書かれています。深いなー。

懇親会

今回は懇親会に参加させていただきました。マイケル・ジャクソンがいたり、AGileの動画が流れたり、意味がわからなかったですw。でも面白かった。

まとめ

今年のAgile Japanで感じたのは「人間力」でした。平鍋さんを始め、スタッフの熱意が本当にすごかった。本当にありがとうございます。

Agile Japanからは、言葉にできないぐらいの熱意をいただき、確かに受けとったと思います。現場へと戻っても、今回のテーマを忘れずに行動していきたいと思います。

広がりましょう。つながりましょう。そして、日本の未来へ共に動き出しましょう。

Agile Japan 2011関係リンク

今年のレポートは全国版!

コメント

  1. 岡島@esm より:

    こんにちは。AgileJapanでの新人研修のKPT事例、とても興味深かったです。新人さんたちのパワーに圧倒されました。

    当日タイミングが合わず聞けなかったのですが、研修は、
    ・いつごろ開始して
    ・どの程度の期間実施した
    のでしょうか?
    新人と言ってもスキルのばらつきもある中、例えば4月からスタート、なのか、ある程度基礎的な教育が終わった後スタートなのか、そのあたりを参考までにお聞きしたいです。

    • daipresents より:

      こんにちは。ご連絡ありがとうございます。

      開始は、秋口で、一般IT研修が終わった後の最後の研修として実施しました。
      期間は8日間ぐらいでした。これ以上短くすると、インクリメンタルな開発ができなかったと思うので、
      最低これぐらいの日数がかかってしまう感想です。
      参加者のスキルはまちまちで、ある程度、均一になるように6名11チームを作りました。

      資料は http://slideshare.jdavid.apigee.com/daipresents/agile66 に公開しておりますので、
      よろしければご確認ください。

      見よう見まねのトレーニングでしたが、アジャイル本ベースにやるだけで、
      参加者はいろいろ学んでくれたそうです。なによりも、理想的なやり方を
      アジャイルベースに考え、改善して、物を作る・・・というのがよかったのだと思います。

      反省点としては「プロダクトオーナー」などをきっちりたてなかったところです。(単に人手不足でした。。。)
      顧客側のなにかをとりいれないと、自己満足アプリができてしまうので、
      次は、そういった点も交えることができればと思っています。

      また、どこかのイベントでお会いするかもしれませんが、よろしくおねがいいたします!

  2. 岡島@esm より:

    ありがとうございます!資料参考にさせてもらいます。
    一般IT研修終了後ということで、ある程度はコード書ける状態で臨んだのですね。そこからさらに、「自己満足でない顧客視点」を新人全員に意識させる意味で、とても強力な研修だと思います。