2011年に注目したいプラットフォーム – ThoughtWorks Technology Radar

感想おまちしてます!

Screen shot 2011-03-20 at 11.50.49 AM

ThougheWorksTechnology Radar2011年版の適当翻訳。今回は2011年に注目すべき言語の話。

レーダーは以下の領域に分かれる。

  • Hold:注意をしはじめるレベル。
  • Assess:将来的にどう影響をおよぼすか知るため、価値を探し始めるレベル。
  • Trial:将来性を感じるためどのように利用するかを調べることが重要で、動向を追跡べきレベル
  • Adopt:試用期間を終え、利用方法などがパターン化され、採用に至るレベル

新しく登場したものは三角。既知のものは丸で表されている。

*

Mobile Webは、前回の調査結果ではAssessカテゴリでしたが、iPhone、Android、その他タブレットデバイスの発展の功績を考えTrialカテゴリへと移動しました。ほとんどのデバイスは、デスクトップPCの使い勝手に近づきつつあります。しかし、最適な表示を行うために、デバイスごとの画面サイズやコントロールを考慮する必要があります。デスクトップでもモバイルでも同じユーザエクスペリエンスを提供できるテクニックが認められるようになりました。

AppleのiPadやAmazonのKindleのような大容量デバイスは、新しいユビキタスコンピューティングのモデルを提供します。それらは、十分なバッテリー、シンプルなインタフェース、簡単にネットワークに繋ぐことができる機能を提供し、コンピュータを意識することなく活用できる能力を秘めています。なかでも、AppleのUIは、1984年にMacintoshが創りだした、おなじみのファイルやディレクトリのメタファーを排除したものになっています。

以下、その他、ツール面で新しく登場した技術

  • OpenStack (http://www.openstack.org/) – OpenStackは、完全にオープンソースで構築されたクラウドオペレーティングシステムです。KVMや、Xen、OpenVZといった仮想化技術を活用した構造になっています。現在は、開発が集中して行われており、2011年の2Qには安定したバージョンが提供されるでしょう。
  • vFabric (http://www.vmware.com/products/vfabric/) – VMWareによって提供される新しいPaaSです。Tomcat、Apache、RabbitMQといったWebやメッセージングプラットフォームを改良してベースとしており、様々なクラウド上で動作するJavaベースのPaaSを提供することを狙っています。現在は、VMWareやforce.com含むプラットフォームをサポートしており、GAE、EC2ともコラボレーションしています。さらに、メモリ上に分散したデータを管理するプラットフォームGemFire、オープンソースのシステムモニタリングツールHypericなど、Javaエンジニアがクラウドに興味をもつ技術があります。
  • Node.js (http://nodejs.org/) – これまでの間、JavaScriptはクライアントサイドのWebプログラミング言語として使われてきました。しかし、JavaScriptのような軽量な言語は、サーバサイドのような違った環境にも簡単に組み込むことができます。Node.jsは、クライアントでもサーバでもどちらでもJavaScriptによってアプリケーションを記述することを可能にします。これまでのサーバのほとんどが、I/Oを待つ形になっていましたが、Node.jsは、イベントドリブンで、ノンブロッキングな効率的なアーキテクチャになっています。Node.jsを使えば、リクエストのレスポンスを待つ必要もなく、ハイパフォーマンスなサービスを実行するときに有効活用できるでしょう。
  • Heroku (http://heroku.com/)- Herokuは、Railsと相性のよい、美しくてシンプルなPaaSプラットフォームです。プラットフォームに依存する他の言語とは異なり、Herokuは、標準のRailsスタックを使いGitのpushをつかって簡単にデプロイができます。HerokuはSalesforse.comに買収され、かれらのサービスの重要なバックエンドとなってくるでしょう。

Technology Radarを最期まで読んで気がついたのが、今年のデブサミのテーマとかぶるところがたくさんあるところだ。イベントの事務局の人たちの先見の妙のすごさが伝わってきた。

去年は、クラウドについて議論されることが多かったが、今年はその実装や活用方法が、具体的な例を伴ってどんどんでてくるだろう。そしてきっと、クラウドを利用する形が、今後の開発の形になっていく予感がする。

サーバの概念をぶっ飛ばしたNode.jsや、話題のHeroku。今年は、こういったプラットフォームも勉強していきたい。