ヌーラボさんのBacklogにできてRedmineにできないこと
最近、幸運なことにもヌーラボさんの「Backlog」を使う機会に恵まれています。 こういうツールは使ってみないとわからないもので、しばらくガシガシ使ったので、気がついたことをまとめてみます。僕はRedmineを数年使っているので、それと比較しながら。
コラボレーションのためのツール
一番初めに思ったのは、バックログは「メンバーとのコラボレーションを促進する」というだけあって、メンバーの写真を効果的に使っているところですね。上の写真みたいに、アクティビティを眺めているだけで、メンバーとのやりとりが「顔を見ながらのやりとり」のようになります。Redmineのプラグインを使ってアバター表示したり、アクティビティをFirefoxのプラグインでポップアップ表示したり、RSSリーダーで眺めたりしていると、近い感じにはなりますが、「はじめから考えていた」と「あとでなんとかした」では、大きく差が出るものです。 ただ、これをリアルタイムに近いやりとりにつかうとちょっと使いづらくりそうです。チケットを担当する人からみたコメントはわかりやすいですが、コメントを書いた側は毎回コメントを書いたチケットをチェックする必要が出てきます。Redmineのウォッチ機能のようなものがあるといいかもしれませんが、チケットがクローズされるたびにウォッチを解除する必要があるので、もっと別のインタフェースや機能があると面白いかと思いました。今後に期待ですねぇ。
効果的なバーンダウンチャート表示
あとはやっぱりバーンダウンチャート。チケット一覧の横に表示されるので、状況がすぐにわかります。タスクボードの横にバーンダウンチャートを貼り付ける意味って重要なんですね。しかも、きっちり時間をいれなくてもしっかり表示されるので、知らぬ間に見える化されるのはとてもいい感じです。 僕はバージョンバーンダウンチャートというRedmineプラグインを作っているのですが、チケット一覧の横には表示できていません。そういうリクエストも届いているのですが、やっぱり実装しなきゃダメだなぁと思いました。
バックログを使ってみて
もちろん、Redmineはかわいいですが、バックログを使ってみて、いろいろ発見することができました。「顔が見えるようなデザイン」「さりげない見える化」など、こういう気配りは、「開発ツール」として成熟しているRedmineの弱いところです。「いいねボタン」のようなスターが送られてきたりすると、がんばってしまう部分があります。
JIRAもアバター表示できますし、相手の国のタイムゾーンも見えるようにしています。 がっちり開発の欲しい情報をまとめるRedmineと、様々なロールの人たちに使いやすいバックログ。どちらも優れたツールですが、「ツールの使い所」は人それぞれなので、状況にあった採用を検討するのが、やっぱり重要ですね。
情報を整理する機能という「理」と、使ってみて楽しいという「情」。「情」に重きをおいたバックログは素敵なサービスだと思います。
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僕について
Dai Fujihara
A hero can be anyone.
藤原大はマネージャでありアジャイル実践者だ。そして、プロジェクトリーダー、チェンジ・エージェント、アジャイルコーチ、トレーナーでもある。彼はまたRedmine、Jenkinsといった開発を支援するツール環境の整備や、アジャイル開発を活用した創造的なソフトウェア開発の支援を行っている。さらに、趣味は沖縄離島巡りらしい。
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