ぼくのお父さん – 父親への手紙

感想おまちしてます!

僕のお父さんはとても普通のお父さんです。
とても静かな人で、よくつまらない冗談をいいます。野球が好きで草野球チームに入っていました。僕は実際にみたことがないのですが、山がとても好きで家には山の写真がたくさんあります。若い頃はいろんな山を登ったと聞いています。
僕のお父さんは本当に普通のお父さんです。普通にサラリーマンで、普通に親父っぽくて、本当に普通です。
お父さんは夏になれば海に連れて行ってくれました。冬はスキーへつれていってくれて雪を見ました。そのときは、僕が足をひねってしまいずっとぐずってしまったせいでぜんぜんスキーができませんでした。でも、お父さんは全然怒らずに、スキーを背負って山を降りてくれました。
休日はキャッチボールをしてくれたり、ミニ四駆を買いに連れて行ってくれました。朝早くスーパーにならんでビックリマンを買いについてきてくれました。いろんなところにご飯を食べに行ったりしました。遊園地にも連れて行ってくれました。ディズニーランドにも連れて行ってくれました。いろんなところに連れて行ってくれていろんなものを僕は見ました。
お父さんは僕の前で仕事のぐちとかを言った事がありません。本当に一度もありません。ずっと静かな人でした。僕が怒っても親父は全然平気のようでした。多分、会社でいやなこととかたくさんあったと思います。でも、僕のお父さんは僕の前ではいつも同じお父さんでした。
お父さんは、世間一般で考えられる「夏に旅行に行く」とか「週末に家族でどこかにいく」とか、普通のことをずっとしてくれました。海外旅行にいったり、すっごい豪華なレストランにいったりしてくれたわけではありません。でも、僕はお父さんが普通にしてくれたことが、とてもすごいことだと思います。「親子」というものからイメージできる当たり前のことをたくさんしてくれたのです。
僕のお父さんはずっとお父さんだったのです。
僕はお父さんをとても誇りに思います。山男のようにどんな天候にも耐え、じっと我慢して頂上をめざすように、お父さんでありつづける父を誇りに思います。「親父の背中を見て・・・」なんていうことがあるけれど、今になってその背中の大きさがわかるのです。
僕がフリーターをしていたときにお父さんはこんなことを言いました。

お父さんができることはお金の面でサポートすることだけだからな。
元気なうちはいいけど、ずっと元気に生きていけるわけではないから。

僕はそれを聞いて思いました。普通に考えれば、お父さんは僕より早く死にます。僕が生まれたときからずっといるお父さんは永遠にいるわけではないということがわかりました。
僕のお父さんは普通かもしれないけれど、僕にとってはとてもかっこいいお父さんです。僕なんてお父さんにまだまだおよばない人間で、まだまだ追いつくことはないと思います。僕はいつかお父さんのような強さを持った人間になりたい。だから・・・
どうかそのときまで長生きしてください。