TRICK劇場版2

感想おまちしてます!

トリック(1)

世の中の超常現象は全てトリックがある

「トリック」を劇場ではじめてみた。やっぱり面白い。
あの、どっとくる笑いと言うより「くくく・・・」とっくる笑いが連続でくる映画だった。
「Night Head」のような深夜ドラマから映画へと発展したトリック。僕はそういうドラマが結構好きなんだけど、共通するのは「後味の悪さ」だ。
トリックなどはねらってかねらわずかそういう終わり方をする場合が多い気がする。「だまされるほうが悪い」とはわかっていても、いざとなれば「何で誰も助けてくれないんだ」と声を挙げるのが人間というもの。情にうったえ、テレビの前で自分の境遇を訴える。いつだってそうだ。
後味の悪さは多分、人間の弱さにある。トリックを信じてしまった人間にはトリックがわかっても理解ができない盲目になってしまう。そして仲間と共に異物を殺そうとする。例外を認めることができない。「Night Head」なんかでは、超能力をもつ兄弟の苦悩を描いていたが、彼らもこの世の中では異物であり、多数派の人間には脅威なのだ。
映画「トリック2」でもそういった事実を描いている。インチキはインチキのままでいいと思う人間もいるのかもしれないが、逆に真実を求める人間もいる。山田や上田は後者になると思うのだが、真実を追い求める人間は必ず「損」をする。それは哲学的に。
なんにせよ面白いのは変わりないので、みにいくと楽しめる映画だ。上田の決闘編はすげー笑えた。後味の悪さも、山田と上田のドタバタデコボココンビによって、少しの希望を持たせてくれる気がする。
TRICK劇場版2 公式サイト
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「夜のピクニック」のチラシがチネチッタにあった。好きな本が映画になるのは寂しいけど、なんかちょっとうれしい気がするね。
夜のピクニック 公式サイト