粉雪 – レミオロメン

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粉雪
冬の星座はとても美しい。
そう考えながら上を見たままいつもの道を帰るのが好きだ。オリオン座、おうし座アルデバラン、ふたご座、おおいぬ座からこいぬ座へと続く冬の大三角形。天気がよければそういった古来からつづくとりきめ(星座というのは藤原の中で『とりきめ』だとおもっている)を眺めることができ、広がる空の中から見つけ出すことができる。
元旦の清水寺。縁結びの神様の行列に並びながらふと空を眺めた。去年のような大雪にもならず、うすぐらくも雰囲気が暖かい初詣客を見守るように、空は広く京都の夜を彩っている。寒そうにしている友達が行列の先を見つめている。僕はせっかくなので、空に浮かぶ星座について話してみる。
僕らは首をすくめて空を眺める。わからない子には指を添えて場所を教える。みつけた子はおおはしゃぎをして、少しだけ寒さを忘れる。僕はそれをみてうれしい気分になる。一人の子がこう言う。
ねぇ、なんでそんなにいろんなことを知っているの?
その子と並んで歩くとき、初対面だったので緊張して話せなかったり、せっかくの年越しをつまらなくすごしたりしないようにいろんなことを話した。わいわい盛り上がるのも楽しいことだと思うが、気を使わずに自然に話せる仲間とぶらぶらすごすのも悪くない。彼女もそういう風にすごせたらいいなと思って、僕が楽しかったことをたくさん話した。彼女はとても(僕にとってかもしれないが)聞くことが上手な女性だったので、僕としてはスムーズに話せたと思う。
それはよくわからないけど、本とかをよく読むからかな?
ありきたりの言葉を彼女に伝える。彼女は少し考えて、自分の中で着地点を探すようにうなずく。僕はまた楽しかったことや面白いことを話して、彼女はそれをよく聞いてくれ二人でまた笑う。
別に僕自身が物知りなわけではないと思うけれど、僕がよく知っているわけではなくて人がたくさん教えてくれるのだと思う。その中に僕しかしらないことがあったりすると、それを僕が話して誰かがそれを知る。僕はそういった「流れ」のようなものを見つめるのがとても好きだったりする。そして、そこから学んだ楽しいことや悲しいこと。うれしいことやつまんないことの中から、独自の観点で「楽しいこと」と「うれしいこと」をピックアップして話すようにしている。
そして彼女にしたみたいに話す。それで彼女が楽しい気分になってくれたりするととてもうれしい気持ちになる。同じ時間の中に入っていくように、人と人の心がつながっていく気分になる。
まるで粉雪の舞い降りるアスファルトの上で、恋人たちが手をつないで空を眺めるみたいに。

粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら
二人の孤独を包んで空にかえすから


コメント

  1. 感動した!!必見です(^_^)b オリオン星雲

    Yahoo!ニュース – 共同通信 – 最も鮮明なオリオン星雲 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影はっきり言って感動しました!!うだうだ言うよりも見に行ってみて下さい(^…