エピタフ – 墓碑銘

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最近、自分が死んだときのことを考えた。
たいしたことは考えてないが、自分は無宗教だから天国(もしくは逆)でも本名でいきたいんで戒名にお金をはらうのはやめてほしいとか、どうせなら葬送NPOとかに頼んで海に骨をまいてほしいなとか・・・まぁそんなもんだ。
ふと思ったのが墓碑銘というものだ。墓碑銘(エピタフ)というのは、お墓に眠る人を示すために、墓石などに刻まれる言葉のことだ。そういえば「アリーMYラブ」の一シーン。教会で亡くなった人の好きだった曲を集まった人たちに話すシーンがあった。Green Dayの「Good Riddance (Time Of Your Life)」の歌詞が読まれたときは泣きそうになった。
そういうその人を思い出すことって大切なことなんだと思った。これだけは決して過去にはならない気がするのだ。墓碑銘のような文化ってなんかわかる気がする。
昨日、「アリーMYラブ」を見たらこんなシーンがあった。
リチャードというお調子者が自分の育て親である叔父さんの葬式で「好きなことをしゃべりたい」というのだけど、このおじさんが曲者で変わり者だったらしく、リチャードはそういうむちゃくちゃな叔父さんのことを正直に(そしてむちゃくちゃに)話したいと言うのだ。しかし教会は「死者を冒涜するのはだめだ」と反対し裁判沙汰になる。リチャードは友人からも理解されず、裁判はなんとかリチャードが勝つのだけれど、葬式のときに教会の壇上でリチャードはこういうことを言った。

叔父さんは葬式は大盛況になるといっていた。叔父さんが死んだのを聞いて本当かどうか確かめるためにくるやつが多いからだって。叔父さんは愛に満ちたところもあったが、とても非道な部分もあった。むちゃくちゃな人間で敵も多かった。でも叔父さんはこういった。「人生はゲームだ。どれだけ憎まれようが最期に愛された人間が勝ちなんだ」
そう・・・。そして彼は勝った。

リチャードは父親代わりの叔父さんを愛していた。誰がなんと言おうと。
こういう言葉を葬式で誰かが言ってくれたり、墓碑銘に刻めるのならば、僕は死んでも本望だろう。
【参考】
欧州の墓碑銘