Javaが嫌いな理由

感想おまちしてます!

独習Java第3版独習Javaが仕事の役にたつことはありませんでした。
最近の仕事は、JSPなどのJ2EEに関連のない、ピュアなJavaを書く仕事だ。今年で入社3年目になるが、J2EEの使い方が少しわかってきたところで、「Java入門」という本に書かれているような内容が仕事になるとは。規模はでかいけど、すっごくつまらない。コーヒーの淹れ方と、築地ランチには詳しくなっても、仕事がこうだと、さすがの僕も自己嫌悪となる。
「ヤルキナイデース!」と片言で叫びたい。


僕のチームの先輩方はとても優秀。オブジェクト指向的に脳みそができていて、入社当初に受けた指導内容なんて、さっぱりわからなかった。これも自己嫌悪の原因だ。興味がないものにがんばれないのでさらに、さらにね。そして2年目のころ。「Java書けます」といっている人のソースを読んでみると、僕よりもわかってないんだろうな?という人がたくさんいた。
これは僕の一方的な考えだが、多分、普段Javaを使っている人でも、わかって書いている人なんて少ししかいないと思う。EclipseなどのIDEが発達し、だれでもコードを補完されながら、コンパイルのとおるJavaを書けるようになっているため、技術レベルでどうこうという話がない、マンパワープログラマが多いのも納得だ。結局、うごきゃいいのだろう。
「一発で動かなくても、テストすれば大丈夫だろう」という考えが浸透しているせいか、考えないプログラマによって適当なソースが出来上がり、なんとなく動いてしまう。そんなシステムを、知らず知らずにみんな使ってるんだよな。こわやこわや(もののけ姫っぽく)。
増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門
それに、これはJavaだけの話になるが、Javaに関する本で、勉強に役立つ本があまりない。なぜなら、たいていの本に書いてあることは、ネットで調べれば見つけることのできる、ありきたりなものが多いし、「だからオブジェクト指向なのです」みたいな、押し付けがましい説明も多く、「なにがうれしいのか?」ということを、上手に教えてくれないのだ。「お前、ほんとにわかってかいてんのかよ」と疑いたくなる。いままでで面白かったのは結城浩さんの「Java言語で学ぶデザインパターン入門」ぐらいだ。
たとえば、「アクセス修飾子がprivateだと、そのクラスしかアクセスできません。こういった技術を利用して、カプセル化が実現できます」と書かれていても、「こういうときにアクセス修飾子をprivateにすれば、こういうふうに便利なのです!ほら、便利でしょう!」ということは書いていないわけだ。「なるほど!便利だ!」と思わせてくれるものって、Javaの言語仕様ぐらいなのかな。
マンパワープログラマが多いと、人間の絶対数が多く、人件費の安い中国、インドの技術者が勝つに決まっている。「エンドユーザコンピューティング」という言葉を、ほとんど聞くこともなくなったように、ちょっとしたプログラミングを、結構知らず知らず、誰でもやれるようになって、「プログラマの基準値」となるベースラインが、PC普及と共に確実に上がっても、それに気がつかないプログラマが多いんだろう。「キャリア」という言葉が一般的になったりするわけだ。「もうちょっと考えろ」ということの表れだろう。Javaなんかが書けるだけじゃ、もう食っていけない。
話がそれましたね。
そうそう、新人のとき、先輩方の「あーだ、こーだ」という(ありがたい)やり取りを聞いていて、学生の頃から嫌いだったJavaというものが、ますます嫌いになった。自分のわからない話を目の前で話され、ときおり「どうおもう?」みたいに、話にまきこまれるのは、誰もが嫌なことだろう。さすがに
「どっちでもいいです」
と、スタッフサービスのCMみたいなことをいうわけにもいかない。出だしの一歩目、自分の疑問に検討をつけようとしたときに、あーだこーだ言われると、やる気がなくなるのは当然だ。いまはほっていてくれよな。
そのJavaをまじめに書くという、今の仕事は極限につらい。同期の人間に、「Java教えて?」みたいなことを言われ、「Javaなんて大嫌いやもん」と言っても、なかなか信用されないが、
「今日はバーレーン戦みなくちゃね」
「俺、日本のサッカーに興味ない」
というやりとりを、サッカーの試合があるたびにいわなくちゃいけないぐらい嫌いなのだ。
#タバコを吸わないのに、吸えよ!と言われると嫌だよね。
そんなわけで、Javaが嫌いなのに、やらなくてはならない。
「夏まではやるきがでないんですよ」と、出先でいうわけにもいかないので、できれば避けて通りたいが、そろそろ勉強しないといけない。興味がないことをやりたくないが、ある程度のレベルまで持っていくように勉強しようと思う。知らないままで仕事して、何かを残すのはもっと嫌だ。
こんな性格が一層僕を苦しめるのだ。トホホ。。。