ねじまき鳥クロニクル 鳥刺し男編 – 村上春樹

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ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編キャッシュカードを落としてしまったが、誰かが拾ってくれたらしい。そういう人もいるんだなこれが。
村上春樹さんの長編「ねじまき鳥クロニクル」を読み終えた。
ノルウェイの森を読んだときと同じように、なぜだか不安でいっぱいになる。なんだかわからないけど、とても邪悪で強い力を持つ何かによって「しかたないんだよ」と肩をたたかれた感じがする。
村上春樹さんの本に出てくる登場人物はとても個性的なのだが、彼らを見ているうちにこんなことを思った。ワタヤノボルや牛河といった人物は読んでいてとても不愉快な気分になる人物だ。(牛河の場合は、そういう風に書かれていたのだが)ワタヤノボルの場合は、はじめはただの変わり者でしかないのだが、だんだん読んでいくにつれて、彼の奥深くに隠れる恐ろしい何かに「僕」と共に気がついていく。なんでなんだろう。まず初めに思ったのが、「きちんとしていない」という部分だ。
笠原メイや加納クレタ、マルタは、どことなく変な雰囲気を持っているのだが、自分の感覚できちんと話す。「私はここで寝るんだ」と思ったらねるし、「話したくないんだ」と思ったら決して話さない。もったいつけることもせず、自然にきちんと振舞っている。しかし、ワタヤノボルの場合は、どこかがきちんとしていない。人にわからぬように隠し事をするし、しゃべることもとても考えられ自然ではない。(自然には話しているのだろうけど)
僕は、きちんとした登場人物にはきちんと対応できるのだが、きちんとしていない人にはきちんと対応できないようだ。
最近の生活でも、きちんとした生活をしようと心がけるようになった。
眠くなったら、少しだけ本を読んで、少しだけお酒を飲んで寝るように、自分のリズムできちんとできるか試しているところ。

コメント

  1. ねじまき鳥クロニクル/村上 春樹

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