カフカの「変身」

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変身変身 – カフカ
別にカフカさんが変身するわけではない。

ある朝、グレゴール・ザムザがなにか気がかりな夢から目を覚ますと、自分が寝床の中で1匹の巨大な毒虫に変わっているのを発見した。

この有名な文章で始まるカフカの変身。
グレゴールさんは褐色の毒虫に変身している。それまでに前兆があったりしたわけではない。いきなり目が覚めたら虫になっていたのだ。呼んでいくにつれ以下のことがわかるようになる。
・足からは粘液がでるので天井を歩ける
・新鮮なものより腐ったものがおいしい
・動きが鈍い
・でかい
・ふんころがしらしい
友人から聞く前はイモ虫だとおもっていた。どうもゴキっぽいのが気になる。
グレゴールは決してあわてない。ただ虫になってしまったことをそのまま受け入れる。そして、虫である自分の視点から、家族の反応を冷静に眺めるが、最も怖いと思ったのは、グレゴール自身の人間性が消えていくような気がしたところだ。彼はやがて魂まで虫と同化し、虫として死んでいく。
変身はだれの身にも起こりうるといえる。ないという理由はない。病気にかかったり、事故にあったり、いろんな変身が自分のまわりにひしめいているといってもいい。カフカが何を表したのかについてよく語られているが、カフカが書いた人が虫になるという発想はとてもすごいことの現われだと思う。
自分が朝起きて虫になっていたらどうするだろう。
・とりあえず飛んでみる
・Blogにそのようすを書いてみる
・キシャー!と叫んでみる
うーん。虫だととてもつらい。恐らく発見されると大騒ぎだ。
とりあえず虫にはなりたくないことがわかった。
できればモスラぐらいの大きさを希望。