livedoorとフジテレビは何をやっているのか気になった

感想おまちしてます!

一般常識の完璧対策〈2006年度版〉―レベル別問題で知識力アップ!
騒がれています。
これを機会に株の仕組みを少し勉強してみた。
ニッポン放送はフジテレビの親会社。僕はずっと「日テレ」だと思っていた。
ニッポン放送はラジオ屋さんで、フジテレビの株を保有していたが、時代が流れ、テレビがラジオ超えてしまい、フジテレビが親会社よりでっかくなってしまった。(これを資本のねじれというものらしい。子供が親父を超えてしまったみたい)フジテレビはこの「ねじれ」を治すためにニッポン放送のTOBを開始した。
TOB(株式公開買い付け Take Over Bid)とは、「○○の株がたくさんほしいので売ってください」と公表して、株主に株をゆずってもらう(もちろんお金の取引をする)ことをいうらしい。上場企業などの株をたくさん買いたい場合などは、TOBで買う必要があり、「欲しい株の数」を公表し、目標が達成できない場合は不成立となり、株主に株券は返還されるらしい。

一連の流れ

・livedoorがニッポン放送株35%取得
これにはフジテレビはびっくり。livedoorは時間外取引で取得したため波紋を呼ぶ。
時間外取引とは東証の営業時間以外に買うことで、これをやると一部の人間だけが取引できてしまう。投資家にとって公平に取引の機会を与えることができないという部分が問題らしい。


・フジテレビTOBの条件を変更
フジテレビは50%の取得目標を25%超に下げ、TOBを成立させるためにハードルを低くした。
・ニッポン放送はフジテレビのTOBに賛成すると表明。
・さらにニッポン放送は新株予約権をフジテレビに与えると決める。
これは、10個の株を20個に増やします!といったものらしく、これをフジテレビが手に入れると、株総数が増えるためlivedoorのもつ35%の株比率が下がってしまう。分母が増えるといった感じだ。
・livedoorは新株予約権をやめるように東京地裁に申請。
分母が増えると1株の価値が下がるとして訴える。そらそうだわな。
・金融庁は証券取引法の改正方針を固める。
時間外取引を規制するため証券取引法を見直すことに決めたらしい。
・フジテレビのTOB成立。36.47%取得
予想を超えてTOB成功。livedoorは43%で少し買っているが、ともに3分の1を取得したことで、重要な決議を拒否できる権利を手に入れる。(これが重要)
・ニッポン放送株を誰かが時間外取引で取得。
2社が争っている間に誰かが買ったらしい。だれやねん!という感じね。
・新株予約権発行指し止めの仮処分が決定。livedoor勝利。
金融庁が動いたというのが面白い。何かが起こらないと動かないところが笑える。
インターネットとテレビの融合を唱える堀江社長。
フジテレビの会長かなんかがいっていたが、livedoorはテレビ会社としてふさわしくないらしい。(去年野球でもこんなことやってたよな)
それを聞いて思ったのだが、テレビが面白いか面白くないかを判断するのは視聴者だ。誰のためにこんな発言しているのかわからなくなってくるようなことをうかつにしゃべるのってどうなんだろう。
余談だが、ライブドアは800億円を米リーマン証券に借りて資金を調達したらしい。営業利益35億ほどのlivedoor堀江社長の判断が、経営者としてどうなのかはまだわからないのだろうな。
(参考)
All About Japan よくわかる経済
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