パッチギ!

感想おまちしてます!

パッチギ!
質問
・生駒トンネルを誰が作ったかしってますか?
・国会議事堂の大理石を誰が運んだか知ってますか?
答え
・No
1968年京都。
東高校の学生である康介(塩谷瞬)は、朝鮮高校のキョンジャ(沢尻エリカ)に心を奪われる。
康介は彼女に近づくためにギターを買い、
彼女の弾いていた曲「イムジン河」を練習するようになるが、
彼女は朝高の番長アンソン(高岡蒼佑)の妹だった。
当時、東高と朝高は対立した関係であり、毎日のようにケンカが行われていた。
言葉の壁、人種の壁を超え、康介は彼女に思いを届けることができるのだろうか!


恐らく、関東の人間にはわからない人間がたくさん出演している。
関西ローカルで活躍する大阪人があちこちにでていて
「あーどっかでみたことある?」という場面がたくさんあった。
1968年。この時代は無気力な自分にはぴったりな気がする。
川辺でキョンジャがフルートを弾いているシーンがあった。
対岸からそれを見つけた康介は、いきなり川を飛びこみ、
ザバザバとキョンジャのほうへと進んでいく。
そこでキョンジャに告白をするのだが、「私と結婚して、朝鮮人になれるか?」という
問いに彼は答えることができなかった。
恐らく鴨川だと思うのだが、上の告白シーン、ケンカシーンと川原が舞台となる部分が多くあった。
多分、朝鮮半島を2分するイムジン河を見立て、それを越えて会いに行こうとする康介や、
その場所でケンカする高校生が、とても複雑な映像に見えた。
アンソンの弟分のチェドキ(尾上寛之)、親友のモトキ・バンホー(波岡一喜)らの好演。
アルフィーの坂崎さんをモチーフとした、ギターを康介に教えるオダギリジョーもかっこよかった。
彼女に近づきたいという願いからはじめたギター。
そのギターが奏でる「イムジン河」には、康介が考える以上の大きな意味を感じる事ができ、
彼もまたその意味をしり、われわれ観客にも伝えてくれる映画だった。
パッチギは「頭突き」という朝鮮の言葉らしく、
オフィシャルにもあるようにケンカして彼らは同じ色の血を流す。
一番上に書いた質問は、日本が朝鮮に侵略し、彼らを日本につれてきた時代のことである。
いつまでもいがみ合うことはよくない。そこからは何も進化しない。
過去を忘れることもだめだ。未来につながらない。
子供に恨みを引き継がせるのもどうだろう?
1968年からだいぶたった今、
僕たちは共に生きているのだろうか?
井筒監督の映画は始めてみたが、ざっくりと切り取られた映像というイメージを感じた。
こういう映画には、ストレートな感じがあっているのでとてもよかったと思う。
(参考)
オフィシャルサイト
パッチギ! サントラ ザ・フォーク・クルセダース