不自由な心

感想おまちしてます!

daipresents2004-07-24
(独り言)幸せになろうとする人間が少ないと思った。なんでだろ。
この小説の著者に感じるのは、
真実を追い求めようとする強い姿勢だと思う。
この短編小説は暗い話が多いかもしれない。
しかし、その中に現れる不条理な何かは、
人間の心理を越えて、様々な形で僕の心にはいってきた。
生きていくうえで、様々なことを知る。
そして、その人間の持つ不自由な心を悲しむ。
感情的にではなく、事実として受けとめていくことは、
より成熟した人間に近づくと共に、
大切なものを忘れ、失うことにつながっているように感じた。
強くあるだけが全てではない。
正しいことを言うだけがやさしさでもない。
真実が強すぎると、結局残るのは、
世の中に対する悲痛な叫びと、
不自由な心を持つ人間のサガだけだ。
不自由な心 – 白石一文
ISBN:4043720025
不自由な心