ビッグ・フィッシュ

感想おまちしてます!

daipresents2004-04-21
(写真)夏近し
大阪人はとても大げさにものを言う。
僕の感覚では、20%ぐらい話が増量される。
不思議なもんで、それが大げさすぎるわけでもなく、
会話としえ普通に成り立ってしまう。
そこが大阪人の魅力でもある。
ビッグフィッシュ。
九段会館 席数1212。
誘導の人がへたくそだったので、一つの入り口に観客殺到。
お前らは誰か死ななきゃやってることのアホさがわからんのかな。
「人生はおとぎ話みたいなもんさ」
軽く笑い飛ばすユアン・マクレガーは、久々に彼のいい部分がでる
映画に出たんだと思う。彼の困った顔や一生懸命な姿は
とても好感が持て、彼の人柄を感じてしまう。
おそらく僕はティム・バートン監督の映画を始めてみた。
鬼才といわれる評判は耳にしたが、ビデオでも映画でも
テレビですらまともに見たことはない。
彼の映像は独特で、引かれるものもたくさんある。
「ビッグフィッシュ」は彼の最高傑作と呼び声が高い、と
言っていたが、この映画で彼を評価はできないと思った。
(理由はなんとなくだが)
日常の生活をくだらなく思う人間もいれば、
大阪人にありがちな、「おもしろいもんを探す」生き方も
ある。僕は毎日なんとなく過ごしているが、いろいろな発見が
でき、たくさんの笑えることのある日常が好きだ。
ビッグフィッシュの主人公の気持ちがとてもよくわかった。
僕は「人生の80%が冗談」で過ごしている。
やらなければならないときにまじめにできる自信があるからだ。
僕自身の経験からも、それをわかってもらえないことがあることも事実。
でもね。
僕にだってとてもつらいときもある。
そんなときでも、それを忘れて人を笑わせようとする自分が好きだ。
一緒に笑うってことは、僕にとってとても大切だから。
ティムバートンの描いたおとぎ話は、人それぞれの受け止め方がある。
ある人は泣き、僕は泣かなかった。
でも、彼の伝えたかったことはなんとなくわかる気もする。
この映画は僕にとって、「ココロを涙で洗う映画」ではなく、
人の価値観に対する彼からの贈り物だと思ったのだ。
帰り道。電車に揺られ「世界の中心で愛をさけびてーな」
とか思う僕の日常。